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2010年1月11日

Signing Off / UB40


リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:反アパルトヘイトを歌った[4]がレコ会社の都合で勝手にオミットされてしまったり、当時のサッチャー政権を痛烈に批判した[11]等、[レッド・レッド・ワイン]や[好きにならずにいられない]といった辺りでUB40の名前を知り/聴いた小生からすると、本作で感じられる「重さ」のような部分には大いに戸惑じるのは事実です。

社会へのメッセージは概ね重くなり勝ちなもの。UB40のデビュー作である本作、ただ重苦しいだけならきっとコレにリーチする事は無かったと思うのですが、そのラジカルなメッセージとは反するような比較的ゆったりとしたレゲエのリズム(白人の構成比が高いから?)に惹かれたという点が挙げられます。

#tsが比較的よく聞こえますが、どこと無く演歌っぽい感じも(^^;

失業手当給付を意味するバンド名(ジャケット)からして、彼らが何を音楽の芯としてやっていこうと考えていたのかが如実に判るというのも、若さと言うか潔さのようなものが感じられて良いと思います。

追伸:
オリジナル(LP)収録の10曲に3曲のボーナストラックが追加されています。
収録曲
1.Tyler
2.King
3.12 Bar
4.Burden of Shame
5.Adella
6.I Think It's Going to Rain Today
7.25%
8.Food for Thought
9.Little by Little
10.Signing Off
11.Madam Medusa
12.Strange Fruit
13.Reefer Madness

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