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2012年3月14日

Spirits Known and Unknown / Leon Thomas


リリース:1969年
評価:★★★★
コメント:ミュージシャンの武器は「技術」であったり「味」であったりと様々でしょが、「その人にしか出来ない」事という要素も大きな武器だろうと思います。

ただ、下手をするとその点はアクの強さに直結し、故に、極小的な認知度を形成するだけで終わってします危険も孕んでしまうようにも思います。

ファロア・サンダース、ローランド・カークといった人達もこういった因子を多分に持っていたと思われるのですが、見事に打破したのでしょう。

本作の主であるレオン・トーマス(vo)もまさにそのようなケースに当てはまる一人ではないでしょうか?

独特のヨーデル唱法は恐らく聴く側の意見を二分するに余りある特徴的なスタイルであり、一聴の下に拒絶反応?を起こす人がいても何ら不思議はありません(^^;

ただ「それしか出来ない」といった誤解は避けなければいけません。

確かに本作でもそのスタイルは十二分に発揮されていますが、それら楽曲の数々は無意味なアヴァンギャルド作品ではなく、十分にジャズ・ヴォーカル作品として聴くに値するものです。

元々、基礎的な技量が無いところでそのようなことも出来る筈もありませんし・・・

その唱法と相まって、スピリチュアル系専門(?)とカテゴライズされるきらいもありますが、どうしてどうして、[5]での歌いっぷりなど堂々としたものではないですか。

あ、でも個人的にはスピリチュアルな部分は大いに好物ではありますが(^^;

既にP.サンダースの作品<Karma>で陽の目をみている[1]はもとより、同じくP.サンダース作(&客演)の[6]に強く惹かれます。

なお、[10]-[18]はボーナストラックとして、本作録音時より10年ほど前に吹き込まれたものとの事。

確かに後年に繋がる「気配」はありますが、それでも十分にジャズヴォーカルとして楽しめる技量がある事を示すいい補足材料だと思うのです。
収録曲
1.The Creator Has a Master Plan (Peace)
2.One
3.Echoes
4.Song for My Father
5.Damn Nam (Ain't Goin' to Vietnam)
6.Malcolm's Gone
7.Let the Rain Fall on Me
8.Um, Um, Um
9.A Night in Tunisia
10.Take the "A" Train [Alternate Take 1]
11.Take the "A" Train [Alternate Take 2]
12.Take the "A" Train [Master Take]
13.Walkin'
14.Walkin' [Master Take]
15.Willow Weep for Me
16.Willow Weep for Me [Master Take]
17.If It Didn't Hurt So Much
18.If It Didn't Hurt So Much [Master Take]

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