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2014年5月28日

The Blue Man / Steve Khan

リリース:1978年
コメント:ほぼ前作のアプローチを踏襲した形でのCBSレーベルでの2作目。

[1]でのちょっと不思議な感じのリフ、圧巻は中後半にかけてのオルガンソロかと。そして[2]での「夢の中を彷徨う」ようなメロディ。

多分、このカーンさんのセンスにハマってしまうと、これ、必然的にCBS3部作は必聴盤になること請け合いです(^^;

#好きになると離れられなくなります (^^;

前作<Tightrope>と次作<Arrows>の素晴らしさも承知の上で、あえて言わせて頂きますと、カーンさんがCBSに残した3枚のアルバムに限れば、本作が最高傑作ではなかろうかと思う訳です。

まだ割合としては極少ないのですが、アコースティックギターでのプレーも含まれていますし、変わらず、ギターだけが突っ走るようなナルシストギターアルバムでは断じてなく、ホーンや鍵盤を含めたアンサンブル重視の楽曲であることは火を見るよりも明らかかと。

その一点だけでも、凡百のギタリストのソロ作品とは一味も二味も違うのですね。

真っ当な(?)評論家の方やジャズファンは、CBS以降の彼の作品を寧ろ評価されている向きがあるようです。

まぁそれは無理からぬところ、小生も次のステージにあたる「アイウィットネス期」(はい、後日レビュー予定でございます)が最強だとは思っておりますので。

とは言え、小生、願わくばこの時代の音を一度だけでいいので再演して欲しいと思っています。

いや、往年のロックアーティストが「昔取った杵柄」的な演奏を披露して失笑を買う事も少なくない訳ですから、リスナーのノスタルジーだけで、またはアーティストの金儲け?だけで行う必要はないとは思うのですが、それでも...ああ(笑)

そういえば、この時期のライブ作品は(公式には)無いのですよねぇ?いや全く無い、記録テープすらない、訳では無いと思っているのですが、どうでしょうねぇ...またカーンさんのHPに書き込みでもしてみますかね(^^;

面子は前作とほぼ同じですが、ドラムにはスティーブ・ガッドに加え、リック・マロッタがクレジットされております。

それにしても、嗚呼、素晴らしきかな'70sフュージョン。
収録曲
[1] Daily Bulls
[2] The Blue Man
[3] Some Down Time
[4] The Little Ones
[5] Daily Valley
[6] An Eye Over Autumn (For Folon)

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