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2014年5月4日

Standing Ovation / Larry Coryell

リリース:1978年
コメント:一年間に複数作品をリリースする事は珍しくないコリエルさん。

この頃のコリエルさんのディスコグラフィをみてみると、ソロ/共作を含み5作品をリリースしているようで、いやはや、その創作意欲には頭が下がります。

本作は(アコースティック)ギターのソロ作品で、ジャズロック的なユニットであった11th Houseを経過してアコースティクギターによる作品創りに傾倒してゆく頃の作品でもあります。

#更にこの後には、アコースティックギターによるクラシック(しかも大曲)演奏
#へと舵を切ってゆきます。

2曲を除いては全てコリエルさんのコンポーズとなっており、いつもながら、アコースティックギターを「ビキビキ鳴らさない」コリエルさんの腕前が堪能できます。

アル・ディ・メオラもジョン・マクラフリンも、アコースティックギターを奏でるときにはかなり強めのピッキングで「ビキビキ」と鳴らしているのですが、極個人的には、この「ビキビキ」が時に耳に痛いと感じる事もあります。

その点でコリエルさんの比較的柔らかなアコースティックギターのピッキングは常々心地いいなぁと思っています。

B-4はスブラマニアム(L.Subramaniam)というインド出身で医師でもあるアーティストの作品で、一聴すればそうしたテイストはすぐに判ると思います(曲中でヴァイオリンを弾いているのも本人です)。

スブラマニアムその人とコリエルさんはこの後にデュオ作品をリリースしたり、スブラマニアムの作品へコリエルさんが顔を出したりと、交流は続いたようです。

#スブラマニアム作品も1,2作手元にあるので、機会を見て
#再レビューしようかなぁ。
収録曲
A-1. Discotexas
A-2. Excerpt from "A Lark Ascending" by Vaughan Williams
A-3. Ravel
A-4. Wonderful Wolfgang
A-5. Piano Improvisation
B-1. Sweet Shuffle
B-2. Moon
B-3. Park It Where You Want It
B-4. Spiritual Dance

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