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2014年5月13日

Lark / Linda Lewis

リリース:1972年
コメント:フュージョンというジャンル(というより音楽的な傾向みたいなものでしょうかね)を集中して聴いていた頃にも、ジャズロックとかクロスオーバーとか言った、なんと言いますか、音楽の異種混合とかミクスチャみたいなコンテキストで、「フリー・ソウル」というキーワードもよく目にはしました。

フュージョンという言葉同様、ジャンルなのか形態なのか良く判らない「フリー・ソウル」という定義なのですが、自分では既定路線のソウルミュージック(例えばサザン/ノーザン・ソウル、ニュー・ソウル、ディスコ、ラップ/ヒップホップ、コーラス/ドゥーワップetc)ではない、やはり様々な外的要素を含むオルタナティブなソウルミュージックみたいな感じで拙ブログ内でも使っていました。

リンダ・ルイスの名前は、実はちっとも意識していなかったのですが、あの大好きなHummingbirdの1stにクレジットが入っている事に今気付かされました(焦)

否が応でもミニー・リパートンを想起させる声色なのですが、初っ端の[1]からしてそのフォーキーさに「おおっ」と思わず引き込まれますね。

そう、ソウル風なのにバックの演奏がギターとかキーボードとか、非常にシンプルな構成でフォーク系の作品のような軽やかさも併せているのですねぇ。

#あ、そうか。そうすればL.ルイスのこのクリアな声もよりハッキリと
#聴け・楽しめる、という趣向ですか。なるほどっ!

同じ系列とは言えませんが、ソウルの大御所の一人であるビル・ウィザーズもライブ盤なのでは自らギターをかき鳴らすスタイルで熱唱しますし、数年前にTVコマーシャルで使われていたブッカー T.ジョーンズ(だったかな?)の[Jamaica Song](<Evergreen>に収録)などもまさにそうしたスタイルの非常に気持ちのいいソウル作品でした。

なるほど、ソウルというのどうも汗とか熱さとかが似合いそうなのですが、こうした木陰で風にでも吹かれながら聴く事も叶うような楽曲もいいですね。

取り立てて何をした訳でもないG.W明けの週末、天気だけはとてもいい。風もさわやか。掛け流し状態の12曲を何度かリピートさせてみる...こりゃイイや!(笑)

いくつか良い評価を受けている作品もあるようなので、適宜、トライしてみようかと思います(例によって、それが数週間先なのか数年先なのかは保証の限りではありませんが(爆)
収録曲
1.Spring Song
2.Reach For The Truth
3.It's The Frame
4.Feeling Feeling
5.What Are You Asking Me For
6.Lark
7.Old Smokey
8.Gladly Give My Hand
9.More Than A Fool
10.Been My Best
11.Waterbaby
12.Little Indians

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