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2014年6月28日

You Are Here / Steve Khan


リリース:1998年
コメント:以前('87年)にもこの二人、カーンさんとロブ・マウンジー(key、p、vo)で<Local Color>という作品をリリースしていますが、路線としてはほぼ同じ。

自分の耳が、聴き方がどの程度変化したのかを記録しておくのもいいかなと思いますので、以下、初視聴時のコメント一部引用してみます:

/***ここから***/
何だか、ある種の無理(?)をしてパット・メセニー氏辺りが率先してやっていたナチュラル/オーガニックなサウンドを目指したような(結果的には良く判らない)音になってしまっている、という感が否めません。

確かに耳当りは良いですし、暑い日にFMから流れてくれば耳を傾けもするでしょうが・・・この調子で70分オーバーは厳しいかなぁ、と思います。
/***ここまで***/

<Local Color>の感触も、事情が判らなければちょっと「外れた」作風に映ってしまうのですが、レビューさせてもらいました通り、今回の再視聴でウェザーアップデート/ジョー・サヴィヌル氏と行動を共にした事に依るインスピレーションがその根底にあるようだと気付いた事はある意味で幸いでした。

もちろん、そうした背景情報を頭に入れた事をプラスにするかマイナスにするかは人にも依るでしょうし、ひょっとしたらアーティストに依るかも知れません。

小生ですか?う〜ん、正直、ちょっと過ぎた感じがするんですよね、カーンさんのこの手の音作り(まぁ、R.マウンジーとの共作ではありますが)。

確かに、この後の作品では少しラテン系な味付けが多くなってくるのではありますが、正直、ナチュラルという意味からすれば、小生はアコースティック作品であった<Evidence>は好きなのですが。

決して悪い内容という事ではありませんが、むしろ、楽しんで聴くというよりはかなりBGM的な扱いになるかなぁ...
収録曲
1.Clafouti
2.Fazendeiro
3.Platanos Maduros
4.Still Life with Mockingbird
5.Peanut Soup
6.Pallbearers
7.Viajar y Viajar
8.Anhelante
9.Clafouti [Radio Edit]
10.Platanos Maduros [Radio Edit]
11.Viajar y Viajar [Radio Edit]

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