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2015年10月3日

モーニング / 小坂忠

リリース:1977年
コメント:先日レビューした<ほうろう>('75年)から2年ほど後にリリースされた作品。

偶々、某ブック◯フの棚に並んでいた&アンダー1000円という値付けに惹かれた事も事実ですが(^^; この方の作品自体が中古店頭に並んでいないような気もしたので、これもご縁と即入手した次第です。

ライナーノートに目を通すと、先の<ほうろう>以降の活動を経るうちに人間関係の煩わしさに辟易し始め、自身で8トラックのつつましい機材を備えたスタジオを作り、そこで製作されたのが本作なのだとか。

ふむ、確かに全体を通してほんわか...と言いますか、不必要な力みが一切ない、楽しんでやってます、って感じが好印象です。

[1]はその<ほうろう>にも収められていた一作ですが、いやぁ〜、個人的にはシティーポップ〜AOR感満載のアレンジで、ナイトドライブの一曲に持ってこいの仕上がりになっているこちらに一票でしょうか。

ちなみに作詞作曲・アレンジは細野晴臣氏でして、冒頭の「真夜中まで20キロほど」という詩的表現に、またしてもやられております(^^

#併せて、この曲でいい味を出しているヴィブラフォン。その演者のクレジット
#も細野氏になっています。

その細野氏を始め、鈴木茂(g)、林立夫(ds)、坂本龍一(ep)、タイムファイブ、ブレッド&バターといった面々が堅実なサポートを見せております...と言いますか、やはりそうなるべくしてなった音楽と言いますか(^^

なお、ブレッド&バターって名前だけ聞いたことはありますが、それ以外はまったく情報ストックはありません(タイムファイブにしても同じですが)。

ちょろっと調べたら、ティンパン系な方々が参加した作品もあるようなので、またしても気になるなぁと(笑)

閑話:
[6]の作詞作曲は南佳孝とクレジットされています。あぁ、[スローなブギにしてくれ]の人かぁ...思った次第です。いえ、それだけなんですが(^^; なんかちょっとイイなぁと。
やばい、こっちもか...(苦笑)
収録曲
1. ボンボヤージ波止場
2. 港に架かる橋
3. フライングソーサー
4. アイスクリームショップガール
5. 朝は好きかい
6. 早起きの青い街
7. シルクランデブー
8. フォーカスクラブ
9. 一人じゃないよ
10. 上を向いて歩こう

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