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2006年7月15日

Unsung Heroes / Crusaders


リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:アルバム<1>を再スタートを切ったクルセイダーズのファースト作品と捉えれば、本作はサードアルバムという事になります。

'80sに入り、別の意味でグループのスタイルを大きく変化させて行ったクルセイダーズに対して、'70s中後期のクルセイダーズの代名詞としてしばしば使われる言葉が、本作のタイトルでもある<Unsung Heroes>でもあります。

全体を通じて感じられるのは、何と言うか妙にこじんまりと収まっているなぁという点。

楽曲が悪いとかではなく、あえて言葉にすれば「勢い」が今ひとつというか・・・

これは飽くまで今後のクルセイダーズを知っているが故の感触/感想であることが多分にあると思います。

加えて、本作の後にライブ作品として<Hollywood>、<Scratch>が存在し、それらの出来がいいという事が判っていますのでね。

それでも、クルセイダーズがこれから迎える全盛期に向かって行く上では、それらへの布石となる感触は伝わってくるかと思います。

コア・メンバー4人に加え、ゲスト扱いでラリー・カールトン(g)、アーサー・アダムス(g)、マックス・ベネット(b)がクレジットされています。
収録曲
1.Unsung Heroes
2.Lay It on the Line
3.Crossfire
4.Hard Times
5.Let's Boogie
6.Freedom Sound
7.In the Middle of the River
8.Heavy up (Don't Get Light With Me)
9.Night Theme
10.Now I Lay Me Down to Sleep

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