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2006年7月17日

Extensions / Manhattan Transfer


リリース:1979年
評価:★★★★
コメント:'70s半ばにデビューし、着実にスターダムに上がったマンハッタン・トランスファ。

ヴォーカリーズというスタイルをモダンに、そしてソフィスティケイトされたスタイルが老若男女を問わずに受け入れられたところが最大の武器足り得たのでしょう。

本作は彼等の5作目のアルバムにあたり、プロデューサーにジェイ・グレイドンを迎えての人気作にもなりました。

そのJ.グレイドン、デヴィッド・フォスター、スティーヴ・キップナーという豪華作者による軽快な[3]も然る事ながら、より一層ファンを喜ばせたのはやはり[1]ではないでしょうか。

まさかウェザー・リポートの曲に歌詞を付けるとは(^^;

別段奇を衒った訳ではないでしょうが、余りにも素晴らしい仕上がりではありませんか!

また、フュージョン/ロック派の耳からすれば、その[1]でジェフ・ポーカロ(ds)、デヴィッド・ハンゲイト(b)、マイケル・ボディッガー(synth)、リッチー・コール(as)等がバックを務めているのも興味深いところです。

他曲ではありますが、スティーヴ・ルカサー(g)、グレッグ・マシソン(synth)等の名前も見えます。

ジャズのカテゴライズに留まらずロック/ポップのカテゴリにも人気が波及した所以が判ります。

裏ジャケットに書かれた「このアルバムをエディ・ジェファーソンに捧げる」という一文も粋ですね。

アルバム中の[5]は、そのE.ジェファーソンが<Body And Soul>という作品で演じています。
収録曲
1.Birdland
2.Wacky Dust
3.Nothin' You Can Do About It
4.Coo Coo-U
5.Body and Soul
6.Twilight Zone/Twilight Tone
7.Trickle Trickle
8.Shaker Song
9.Foreign Affair

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