コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2006年7月1日

Brazilia / John Klemmer


リリース:1979年
評価:★★★★
コメント:元々ジャズ・サキソフォニストであるジョン・クレマー(ts)ですが、'70sにはそのカテゴリに留まらず、いわゆるフュージョン系の作品も数多く録音しました。

その1つとして'79年にリリースされたのが本作。

「ブラジリア」というタイトルから連想されるサンバ/ボッサといったラテン風味が無いわけではありませんが、それ程タイトルにとらわれる必要はないかも知れません。

評論家の熊谷某氏もイチオシしされています本作の目玉[1]も素晴らしい曲ですが、個人的に好きなのは[4]。

ボッサ・ギターの名手、オスカー.C-ネヴィスとJ.クレマーのデュオ曲ですが、何とも言えぬ艶やかさのようなものがあります。

ギター伴奏によるテナーサックスソロって、有りそうであってあまりないような・・・

作品全体としてはフュージョンという言葉よりもスムース・ジャズといった心地のする柔らかなものですが、J.クレマーが吹くテナーサックスの男性的な音はシッカリと筋を通しています。

また、個人的にはホルヘ・ダルト(p、elp)のプレーが[1]、[3]で聴けるのも嬉しかったりします(きれいなソロです)。

他にもバックにはレニー・ホワイト(ds)、エイブラム・ラボリエル(b)、アイルト・モレイラ(perc.)、アレックス・アクーニャ(perc)等が参加しています。
収録曲
1.Brazilia
2.Tropical Snowflakes
3.Heartbreak
4.Summertime
5.Tender Storm
6.Copacabana
7.Bahia
8.My Love Has Butterfly Wings (Meu Amor Tem Asasa Borboleta)

0 件のコメント:

コメントを投稿