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2006年10月1日

Tenderness / Al Jarreau


リリース:1994年
評価:★★★
コメント:アル・ジャロウ(vo)と聞くと'80年前後辺りのアダルト・コンテンポラリーなサウンドの印象が強くて、その時期以外の作品をあまり積極的に聴こうと思ったことはありませんでした。

個人的な思い込みに過ぎないのでしょうが、「そういうサウンドが似合う人なんだ」と固定化してしまっていたのかも知れません。

本作は少し時代を下った'94年作品です。

スタジオライブという体裁も手伝ってか、とてもリラックスした中で歌うA.ジャロウの声が何ともウォームで、これまでの固定観念をすっかりと洗い流してくれました。

ライナーに目を通せば、バックを支えているミュージシャン達の錚々たる顔ぶれに驚く訳ですが、これだけの猛者を集めても決して沈んでしまう事のないA.ジャロウその人の存在感の確たるものも再認識できるのではないかと思います。

音的にはあくまでスロー&メロウで、非常に大人びた作品です。

夏も過ぎ、これからの季節にもかなりマッチするのでは?、なーんて思います(^^;
収録曲
1.Mas Que Nada
2.Try a Little Tenderness
3.Your Song
4.My Favorite Things
5.She's Leaving Home
6.Summertime [From Porgy and Bess]
7.We Got By
8.Save Your Love for Me
9.You Don't See Me
10.Wait for the Magic
11.Dinosaur
12.Go Away Little Girl

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