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2007年3月29日

Colorblind / Robert Randolph


リリース:2006年
評価:★★★★
コメント:何を演(や)っているのか、どういう人物なのか、全く下調べもしないままに音楽大好き上司(笑)から勧められるままロバート・ランドルフの3rd('06年作)である本作に手を出しました。

その上司の口から出たスチール・ギター云々というくだりで「カントリーか、はたまたハワイアンか」と内心穏やかでは無かったのですが(^^;、これは意表を衝かれました。

正直、楽曲そのものが極めて目新しいスタイルという事ではなく(無論、だからダメという事ではありません)、音やスタイルはモダンでありながらもロックの心地良さ、時にその柔らかさが非常にバランスよく配されています。

教会での演奏が音楽人生の始まりと位置づけられる人だけあって、[5]や[8]などは如実にその志向性を感じさせます。

[5]はバーズやドゥービBros.など幾人ものアーティストがカバーした曲ですが、忠実なカバーかと思いきや、中間部でちょいと「らしさ」を入れるなど、なかなかいいセンスですね。

また、冒頭に書きましたスチール・ギターの件ですが、これは私の狭い見識の中にあるその楽器のイメージを見事に覆してくれました。

これ程までにスチール・ギターをスチール・ギターらしくなく(^^;こなすだけでなく、それが決してゲテモノ的、客寄せ的な見世物に堕ちていない事がまた素晴らしいと思うのです。
収録曲
1. Ain't Nothing Wrong With That
2. Deliver Me
3. Diane
4. Angels
5. Jesus Is Just Alight -- feat. Eric Clapton
6. Stronger -- feat. Leela James
7. Thrill Of It
8. Blessed
9. Love Is The Only Way In -- feat. Dave Matthes, Leroi Moore, & Rashawn Ross
10. Thankful 'N Thoughtful
11. Homecoming

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