コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2007年3月25日

Smile / Laura Nyro


リリース:1976年
評価:★★★★
コメント:SSWとしての才もあるのでしょうが、他アーティスト(5th DimensionやBlood Sweat & Tears、Three Dog Night etc.)にカバーされたり/楽曲を提供する等のアクションによっての名声がそれの何倍もある(?)かも知れないローラ・ニーロ(vo、p、g、etc..)。

本作は彼女が'76年にリリースした6作目。

前作から5年程間を空けたリリースになった点がどのように作用したのか、実はその前作を聴いていないので何とも判らないのですが・・・m(_ _)m

少なくとも、従来的ななSSWの感触はある程度残しつつも、バックのメンバーを見ればフュージョンまたはジャズ的要素の導入がその変化として挙げられるのではないかと思います。

楽曲の雰囲気からすれば如何にも女性らしいと言うか緩やかでメロディックな楽曲が綴られているのですが、中身(歌詞)に目を遣ると、孤独な嘆きを吐露する[4]やファニーな[6]、ちょっと鬼気迫る(?)ラブソング[5]など、ある意味分裂症気味?な内容となっています。

明るいのか暗いのか・・・(^^;

それが「悪い」という事ではありません。念のため。

バックの布陣ですが、ウィル・リー(b)、クリス・パーカー(ds)、ジョン・トロペイ(g)、ジョー・ファレル(sax)、ヒュー・マクラッケン(g)、マイケル・ブレッカー(sax)、ランディ・ブレッカー(tp)、ジェフ・ミロノフ(g)、ジョージ・ヤング(fl)、レイ・デイヴィス(b)等など、それだけの面子だけで優秀なアルバムが出来上がってしまう程の状態です。

P.S
そろそろ本作も再発して頂きたいですね。折角ならりマスターして。
収録曲
1.Sexy Mama
2.Children of the Junks
3.Money
4.I Am the Blues
5.Stormy Love
6.The Cat Song
7.Midnite Blue
8.Smile

0 件のコメント:

コメントを投稿