コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2007年8月11日

Piano Man / Billy Joel


リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:高校生の頃(ざっと、20数年前です(^^;)、ビリー・ジョエル好きの友人から言われたのは「聴く順番を間違ってもらっては困る。<Stranger>でも<52nd Street>でもなく、<Piano Man>から聴いてもらわないと!」と言う一言でした。

(ソロファーストである)<Cold Spring Harbor>と比べても、セカンドにあたる本作における楽曲の幅の広がりやその完成度という点では格段の差があり、作品として非常に素晴らしいものであることが判ります。

今なお代表曲として歌い継がれる[2]はもとより、オーケストレーションも決して大仰過ぎる事無くフィットしている[5]などは本当に心地良い曲です。

この後、B.ジョエルは更に作品の幅を広げるが如く、R&BやR&Rなどのブラック・ミュージックの要素も巧みに取り入れるようになりますが、タイトルが示す通りのピアノ主体の彼の音楽的原点という意味でも是非押えておきたい作品です。

同じ頃、英ではエルトン・ジョンというピアノマンが<Don't Shoot Me I'm Only the Piano Player>や<Goodbye Yellow Brick Road>を発表していた事を照らし合わせると、そのエネルギッシュな活躍にB.ジョエルが触発されていなかった訳はない、とも思えますがどうでしょうか(^^;
収録曲
1.Travelin' Prayer
2.Piano Man
3.Ain't No Crime
4.You're My Home
5.The Ballad of Billy the Kid
6.Worse Comes to Worst
7.Stop in Nevada
8.If I Only Had the Words (To Tell You)
9.Somewhere Along the Line
10.Captain Jack

0 件のコメント:

コメントを投稿