コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2009年11月23日

The Lexicon of Love(邦題:ルック・オブ・ラブ)/ ABC


リリース:1982年
評価:★★★★
コメント:ブリティッシュ・ニュー・ウェイヴ、ネオ・ロマンティクス・・・いろいろな修辞が付けられるのは良いとして、個人的には'80s当時の英音楽シーンに直接目を向けていなかった事も災いし、例えばこのABCにしても[6]くらいしか耳に覚えがありませんでした。
敢えて今になってそれら'80s英音楽を積極的に聴き出した発端には、単発もの(シングルヒット)だけで、ある時期のバンドの全体像を作ってしまっていたが為に見逃していたモノの多さに気づいたから・・・

本作では、行き過ぎないラグジュアリな雰囲気と、根底にあるR&Bチックなメロディセンス、ものによってはライトなファンクものとも言えそうなビート感等、これまで思っていた表面的なスマートさだけの「作り物」バンド的なイメージが一蹴されました。

とは言え、以降の作品に手を出して行くべきか否か迷う部分も少なくありませんが、ともあれ、先ずは作品全体から受けた「デビューアルバムとしての出来」は非常に高い質のものだと思います。

プロデューサーとして本作に関与しているトレヴァー・ホーン。

ここら辺りから演奏者よりもプロデューサーとしての顔が大きくなる頃でもあり、その手腕を先ずは知らしめたという点でも興味深いかなぁと思います。
収録曲
1.Show Me
2.Poison Arrow
3.Many Happy Returns
4.Tears Are Not Enough
5.Valentine's Day
6.The Look of Love, Pt. 1
7.Date Stamp
8.All of My Heart
9.4 Ever 2 Gether
10.The Look of Love, Pt. 4

0 件のコメント:

コメントを投稿