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2012年5月4日

Bang / James Gang


リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:1作品だけ、<Live in Concert>('71年作)を既聴なのですが、ジェイムス・ギャングのバンドカラーのようなものは、正直、よく理解していません(まぁ、一枚聴いただけでは致し方ないところですよね(^^;)

ジョー・ウォルシュがバンドを去り(ご承知のように、その後イーグルスに参加)、紆余曲折の後に、そのJ.ウォルシュが古巣への人材斡旋を図り?ギタリストとして紹介したのがトミー・ボーリン。

そのT.ボーリンの全面参加したアルバムが本作となります。

小生のジェイムス・ギャングに対する印象は「想像以上にハードな音を出しているなぁ」というものでしたが、この本作を聴いてみて、これまた印象がガラリと変わりました。

先述の通り、これまで1作品しか聴いていないので、前作の時点でそうだったのかは判りません。

ただ、初参加のT.ボーリンが(共作ながら)本作のほとんどをコンポーズしている点にその要因があるのだろうと思います。

ハードブギーな[1]、ちょっぴりジャジーでメロウな[4]、爽快に疾走する[5]やアコースティックな前半からストリングスを絡めたエンディングへの展開が印象的な[9]など、少なからず、小生のイメージは結構な部分で変更を余儀なくされました(笑)

そう云えば、T.ボーリンのソロ<Teaser>に雰囲気が似ていなくもないような気が・・・後で聴き直さなくちゃφ(..)メモ

もとい。作品そのものは必ずしもヒット作にはならなかったようですが、何れ「T.ボーリンの足跡を辿りたいなぁ」とも考えていた事はありますので、小生にとっては小さなきっかけにはなったかなぁ・・・と。
収録曲
1.Standing in the Rain
2.The Devil Is Singing Our Song
3.Must Be Love
4.Alexis
5.Ride the Wind
6.Got No Time for Trouble
7.Rather Be Alone with You (A.K.A. Song for Dale)
8.From Another Time
9.Mystery

3 件のコメント:

  1. こんにちは。
    ビリー・コブハムのSpectrumリリース後
    ということでご購入されたのでしょうか?
    せっかくのいい機会なので久しぶりに
    引っ張り出して聴いてみました。
    私もジェイムス・ギャングは
    ジョー・ウォルッシュ在籍時のライヴ盤しか
    聴いてないのですがウォルシュと
    ボーリンの間に挟まれてあまり話題に
    なりませんがバンド二代目ギタリストの
    Domenic Troiano(特にソロ1st)も
    なかなか侮れないとの情報を小耳に挟んで
    おりますのでご報告まで。

    この流れだとパープルのcome taste the bandに
    到達するのは時間の問題かと思いますが
    先日レヴューされたホワイトスネイクの
    デビカバを遡るとボーリンとリンクする
    必然性に幸多かれ!(笑)
    (PS)
    ビリー・コブハムのテリトリ新設ありがとうございました

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    1. コメントありがとうございます。
      しばらくご無沙汰していた中古屋を覗いたら、
      「未開封」盤がゴッソリと置いてあり、知らない
      バンド/アーティストに混じってかろうじて
      知っていた名前がジェームスギャング・・・
      帯にトミー・ボーリン云々とあった事も手伝って
      「えい、ままよ」で入手した次第です。
      コブハムさんのことは頭にありませんでした(恥)

      見透かされているようで怖いのですが(笑)、
      <Come Taste the Band>は入手済みです。
      数回聴いてちょっと時間を置いていますが、
      このテイストにはかなりビビッときたことは
      予めご報告しておきます(次レビュー候補決定(笑)。

      T.ボーリンもそうでしたが、デビカバが妙に良くって、
      遡って<Burn>や白蛇に寄っていった次第です。

      Domenic Troianoですね、こちらは大穴の気配が(笑)
      併せて要チェックですねφ(..)メモメモっと

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    2. [追記]
      come taste the bandは購入済みでしたか(笑)
      先に書き忘れましたがボーリン在籍時のライヴ
      Long Beach Arena 1976は
      King Biscuit Flower Hoursシリーズなので
      お薦めです。

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