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2012年5月27日

Black Rose: A Rock Legend / Thin Lizzy


リリース:1979年
評価:★★★★
コメント:某所の500円CD棚はなかなか侮れず、カッスカスのモノに混じってこの様な立派なCDもポツリンと放置されている事があります(^^;

#以前、250円棚でギランバンドをレスキューした事もあります。

なので、「今になってコレかよっ!」というツッコミは甘んじて受けます(笑)

もとい。時系列的には先日の<Live and Dangerous>の後の作品となる本作ですが、ようよう、ここでゲーリー・ムーアの登場と相成ります。

必然、スコット・ゴーハムとのツインギターという体裁になる訳ですが、まだパートを聴き分けられるまでに聴き込んでおりません。

全体を通して感じたのは、ゴリッとしたHRモノではなく必ずしも8ビートで攻め上がってくるだけではないポップさのようなものが心地イイなぁという点です。

[3]ではシャキシャキとカッティングのリフが気持ちイイし、フィル・リノット自身が(女)子の誕生を喜んだ[5]など、ロッカーといえど人の子だとほのぼのとさせてくれます。

(悪い意味ではなく)明らかにトラッドミュージックからの借り物(^^;であろう[9]は、出自であるアイルランドへのパトリオティズムが深く根底にあるのでしょうか。

このバグパイプみたいなトーンで、Big Countryの<The Crossing>にある曲をふと思い出しました。全然、時代もジャンルも違うけど、アイリッシュなアーティストって何か共通するところがあるのかなぁ。

そう言えば、昔し(高校の頃かな?)読んだギター誌ではG.ムーアを引き合いに出して「海外アーティストは自国への想いを十分に楽曲に滲ませる事ができるが、邦人アーティスト(ギタリスト)はどうだ?」みたいな論調でギタリスト文化論?みたいな記事があったのをふと思い出しました。

まだまだシンリジィもG.ムーアもちっともトレースできていませんが、先の<Live and Dangerous>と本作は少なからず小生の排除フラグに引っかかることは微塵もありませんでした(笑)
収録曲
1.Do Anything You Want To
2.Toughest Street in Town
3.S&M
4.Waiting for an Alibi
5.My Sarah
6.Got to Give It Up
7.Get Out of Here
8.With Love
9.Roisin Dubh (Black Rose): A Rock Legend

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