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2013年1月27日

Diamond Dogs / David Bowie


リリース:1974年
コメント:新訳版のジョージ・オーウェル『一九八四年』が'09年に出されており、本作を入手したのと併せて「せっかくだし読んでみっかなぁ」とそちらも入手したのですが・・・未読・・・とほほ。

先に音の方だけでもレビューしておきます(笑)

誤解なきよう申し上げると、<Diamond Dogs>が『一九八四年』をそのまま下敷きにしているのではなく、ボウイさまがそれをミュージカル化しようとしたものの権利了承を得られず、代替としてコンセプト変更を経てアルバム化したという事です。

見かたによっては多少「引いてしまう」ジャケットではありますが、件のコンセプト『半人半獣の姿で退廃した未来を予言する』アルバムの内容が端的に示されたもので、以降のボウイさまのライブでも定番になった[2]、[6]といったキャッチーで耳を惹く楽曲も並んでいます。

ジギーとスパイダーズ・フロム・マースをたたんで(=ミック・ロンソン、いないよっ!)挑んだ最初の作品として、当時の評論家、ファン、双方の反応はどんな感じだったのでしょうかね。

クロノロジカリーには次に悪名高い?<David Live>が来ることになりますが、ボウイさんの音楽性が米ソウルミュージックと接触するのはその後という事からすると、ジギー・スタイルと「プラスティック・ソウル」スタイルのはざまという事にはなりますがねぇ・・・

音的にはガラリと変わって・・・みたいな面はそれ程ないように聞こえます。

面白い事に、某音楽サイトでボウイさんの作品毎のビルボード・アルバムチャートをチェックしてみると、ファン評価が高い<Ziggy Stardust>辺りよりも本作の方がピーク時順位は上なんですねぇ・・・なんか不思議な感じがします。

追伸:
そうそう、ボウイさん。この3月には新しいアルバムをリリースするようですね。
体調の問題、それから来る?創作意欲の減退等様々な憶測が流れていましたが、まだ、世に問う音楽を創っては頂けるようですね。
収録曲
1.Future Legend
2.Diamond Dogs
3.Sweet Thing
4.Candidate
5.Sweet Thing (Reprise)
6.Rebel Rebel
7.Rock 'n Roll With Me
8.We Are The Dead
9.1984
10.Big Brother
11.Chant Of The Ever Circling Skeletal
>-- Bonus Track --<
12.Dodo
13.Candidate

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