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2013年11月9日

Emerson, Lake & Palmer / Emerson, Lake & Palmer


リリース:1970年
コメント:なんだか絵に描いた様な試聴進行方向で微かな恥ずかしさすらありますが、特段、プログレッシヴ・ロックの道に目覚めたという訳ではありません。

少し前に安棚に陳列されていたのを見て何となく入手したものの、例によって時間だけが過ぎて今に至る、といったところです。

進度(深度?)の違いはあれYES、Pink Floyd、Genesis、そしてKing Crimson (^^;と、有名どころについては少なからず接触してはいるものの、この方々Emerson, Lake & Palmerは、正直言って、まったく蚊帳の外でした。

だってこのグループメンバーを見れば一目瞭然なのですが、そう、ギターレスなバンドですよね…ある意味、昔はそこが一番大きな障壁だった、と言っても過言ではないかと思います(笑)

ただ、今になって「聴いてみるかな」と思わせてくれた動機付けに、少しエンジンがかかり始めた「'80s作品からのキンクリ入門」プロジェクト(爆)が影響していない訳はありません :-P

先ずは耳慣しとばかりに全体を通して聴く事を3、4度と繰り返した後、個人的な気持ちいいポイントとして揚げるなら;

1)う〜ん、グレッグ・レイクの歌い方はいいなぁ…[2]とか、思いの外優しい感じの[6]とか。因に途中のアコギもG.レイク?ベース以外も弾くのか知らん?

2)やはり多種の鍵盤系の音。当然、キース・エマーソンですね。各所で聴けるアコースティックピアノの流麗もそうですが、[1]などで聴ける「不穏な」あの音と、[4]の大仰なところも嫌いではないです(^^;

3) んでもって、まとめて聴いてみると意外や意外にも、ギターレスであるとかそんな事はちっとも苦にならない、って事ですね(笑)

そうそう、カール・パーマーは'80s育ちにとっては言わずもがなAsiaの構成要員としてクレジットされておりましたが、個人的には全く視野に入る事がありませんでした。

ごめんねぇ、C.パーマー!

ともあれ、何だかこれまでちょっと「構えて」いた部分があるのですが、杞憂という言葉の通り、案外すんなりと聴く事ができました。

大丈夫です、まだリカバる時間はたっぷりありますから、こちらもゆーっくりと歩を進める事にします、はい。

ときに、[1]の冒頭でえらく歪んだ音でバァーンと出てくるのはギター?キンクリ時代は「歪んだ声」を聴かせてくれたG.レイクですが、ベースとか歪ませているのでしょうかね?
収録曲
1. The Barbarian
2. Take A Pebble
3. Knife Edge
4. The Three Fates
5. Tank
6. Lucky Man

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    恐怖のプログレ頭脳改革お疲れ様です(笑)
    [補足]
    (1)
    Asiaの初来日直前にジョン・ウェットンが脱退し
    その代役を務めたのはグレック・レイクです。
    (もろ歌詞カード見ながら歌ってました(笑)
    (2)
    グレック・レイクは元々ギタリストで
    アルバムではギターも弾いてます。
    (3)
    基本的にギターレスということでこのバンドを
    遠ざけていたという理由は良く分ります。
    余興物ですがグレック・レイクとゲイリー・ムーアが
    組んだ時期があってその頃のライヴでは
    ゲイリー・ムーアで聴くE.L&Pが楽しめます。
    (ただし非常に妙な感じです(苦笑)
    (4)
    E,L&Pは他のプログレバンドよりも
    商業的に成功していたためその事が
    急速にバンドを堕落させその失速ぶりは
    順番にアルバムを聴いて行くと分りますが
    果たしてどこまで追い続けられますでしょうか。
    ただ目賀葵さんは80年耳なので意外と
    全アルバムスンナリ聴きとおしてしまうかも
    しれませんね(笑)

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    返信
    1. コメントありがとうございます。

      思い込みによる聴かず嫌いは、
      基本的に「ギターレス」に起因する
      ところが少なくなく、そう言う意味
      ではDoorsもほぼゼロ・リーチです(恥)

      ともあれ、パンクへの誤解が氷解?
      したのも四十路に差し掛かってから
      でしたので、まだまだ挽回の余地は
      あるかと思っております(笑)

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