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2014年4月28日

George Harrison(邦題:慈愛の輝き)/ George Harrison

リリース:1979年
コメント:飽くまでも数字上の話(結果)ではありますが、<All Things Must Pass>('70年)以降の作品から本作までの中で最もチャート的(商業的)に振るわなかった作品のようです。

特に<Dark Horse>('74年)辺りから勢いに陰りを見せ始めたと言われているG.ハリソンではありましたが、この頃(即ち'70s末)にはロック音楽が多様化・細分化されてゆき、そんな中でのパンク音楽やディスコミュージック等の極端な(あるいは明確な?)テーマと、リスナー嗜好がより先進的なモノへ惹かれてゆくような雰囲気が濃厚だったのかと思います。

要は「G.ハリソン?代わり映えしないねぇ」みたいな、言わば時代錯誤...とまでは行かずとも、どうも旧態依然とした感じは尚更、ご時勢に乗る事を難しくしたのではないかと思います。

#言わずもがな、小生自身が「時勢に乗ること=良い事」という単純式を
#全く是と考えている訳ではありません。

とは言え、作品全体は「明るい」感じがしますよね、<Dark Horse>等と比べればその差は一目(聴)瞭然ですよ(笑)

これもよく知られたところなのでしょうが、オリビア・アリアスという女性(ダークホースレーベル(オフィス)の秘書さん)との再婚に続き、愛息の誕生もこれに拍車をかけていることは間違いないでしょう。

イントロのgがエリック・クラプトンってクレジットされています[1]のポップでスィートなナンバー...年甲斐もなくヘビーローテーションしてしまいましたよ(照)

前作<Thirty Three & 1/3>までは(殊に鍵盤奏者!)リッチな人材を投入していたようですが、今回は(スティーブ・ウィンウッドやゲイリー・ライトといった有名所もいますが)非常にシンプルな人選でまとめているようにも思えます。

そうそう、クレジットにはニール・ラーセンの名前があったので「あら、意外ね」と思ったところ、なんと<Dark Horse>にもしっかりクレジットがあるではないですか(またしても、やっちまったかぁ(^^;)

もとい。外人さんには関係ないけど、なんだかちょっと抹香臭い邦題が「何だかなぁ」と思ったのですが、そうしたG.ハリソンの身の回りで起きた様々な出来事-吉事-や(それに触発された?)優しく温かな楽曲をつらつらと聴いていれば、なるほどレコード会社の人がひねり出しそうな感じもしてきました(^^;

そのご子息はと言えば、現在はオリバー・ヘックスという人と組んでthenewno2なるグループを主導しているらしです。ちょっとだけWebで視聴した限りでは、ブリティッシュ発のエレポップといった態を強く感じさせる音でした。

#今は特に思い込みはありませんので、はい(^^;
収録曲
1. Love Comes To Everyone
2. Not Guilty
3. Here Comes The Moon
4. Soft-Hearted Hana
5. Blow Away
6. Faster
7. Dark Sweet Lady
8. Your Love Is Forever
9. Soft Touch
10. If You Believe

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