コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2004年3月21日

Gary Burton Quartet in Concert / Gary Burton


リリース:1968年
評価:★★★★
コメント:最近、ラリー・コリエル氏(g)の'70s作品数作が再発されたましたが、その関連からか、コリエル氏がゲイリー・バートン氏(vib)率いるカルテットに属していた'60s末の作品も再発/CD化されてきました。

嬉しい限りですが、<Lofty Fake Anagram>は没になったのでしょうか・・・?

もとい。本作の主人は、無論、G.バートン氏であります。

私個人はどーしてもL.コリエル氏のgに耳が行ってしまいますが(^^;

G.バートン氏のvibは言うまでもなく少しメランコリックなメロディーを響かせており、それ自体充分に堪能できるものなのですが、先述の通り、私は[4]、[5]、そして[8]でのギタープレーを嬉々として聴いています。

ギタープレーそのものだけでなく、それら楽曲がジャズロックの原型ともいえるではないか・・・と思えるところが好きなのですね。

また、[7]で大きくフィーチャーされているスティーヴ・スワローのベース・ソロも、どこか知的でストイックな感じを受け、なかなかのお気に入りです。

最近になって、ようやくこの人の音楽を少し聴き始めました(^^;

多分、本作には「ニューロックの影響を受け云々」といった言葉がつきまとうであろうと思いますが、正直、小生は良くわかりません (^^;

ただ、'60s末という時期にあって、様々な音楽スタイルが従来的なカテゴリの中だけに留まらず、拡散/融合(フューズ!)して行く胎動期の面白さ、その片鱗がここにあると思っています。
収録曲
1.Blue Comedy
2.The Sunset Bell
3.Lines
4.Walter L.
5.Wrong Is Right
6.Dreams
7.I Want You
8.One, Two, 1-2-3-4

0 件のコメント:

コメントを投稿