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2005年1月5日

Pikes Peek / Dave Pike


リリース:1961年
評価:★★★★
コメント:小生の場合、フュージョンというカテゴリを通じてマイク・マイニエリというビブラフォン(vib)プレーヤーを知り、同時にvibの美しさに惹かれました。

その後、ゲイリー・バートンやボビー・ハッチャーソンというプレーヤーを知るに至る訳ですが、逆に、ミルト・ジャクソンや、この人、デイヴ・パイクといったプレーヤーを聴かずに来てしまいました。

反省の意味を込めて?この作品に手を出した訳ですが、何やらvibの調べの向こうから鼻歌(スキャット?)が聴こえてきます(^^;
D.パイク本人のですかね?

いわゆるモード・ジャズにおける作品としても評価されているとの事ですが、難しいことはさておき、ビル・エバンスのピアノとD.パイクのvibがえもいわれぬ美しい空間を創っているのは間違いありません。

スウィングする[1]、エリントン作品の[2]、途中のドラムブレイクが効いている[3](これはマイルス・デイヴィス作品)、ラテンスタンダードの[4]など、何れもちょっと大人びた雰囲気に浸れる逸品です。

ラストの[5]はまさにvibが表現するリリカルの極み・・・(´。`) はぁ~

また、個人的には本作のジャケットのシンプルな美しさ(品のよさ)にも惹かれます。

どこか(アルバムの)内容さえ想起させるいい「絵」だと思います。
収録曲
1.Why Not
2.In a Sentimental Mood
3.Vierd Blues
4.Besame Mucho
5.Wild is the Wind

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