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2005年2月12日

Artistry / Deodato


リリース:1974年
評価:★★★★
コメント:個人的にはプレーヤーとしてよりもコンポーザー/アレンジャーとしての才に秀でていると思うデオダードの'74年作品。

前作からCTIからMCAへとレーベルを移っていますが、大きな変化はないようにみえます。

尤も、クリード・テイラーの影響下から抜け出し?、その前作がヒットしたことで、C.テイラー自身はデオダードの成功に多少嫉妬したという話も聞いたことがあります。

それはさておき、本作はライブ録音でバックには生オーケストラを従えてのパフォーマンスになっています。

正直なところ、私はそれらオーケストラを大々的にフィーチャーした曲よりも、彼の右腕的存在であるジョン・トロペイ氏(g)のプレーに耳が行ってしまいます。

別段、他の曲がまずいという訳ではありません。あくまで個人的な嗜好の問題です(^^;

それでも、[2]などの味付けはやはりデオダードらしさが表れており、アルバムタイトルに堂々と「アーティストゥリー」と題するだけの自信?を窺わせます。

'70s後期にはかなりディスコチックな音作りにも傾倒して行きますが、初期からのデオダード色が好きな方には、本質的に楽しめる作品だと思います。
収録曲
1.Intro
2.Rio Sangre
3.St. Louis Blues
4.Farewell to a Friend
5.Super Strut
6.Pavane for a Dead Princess
7.Jivin'

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