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2006年1月7日

Hard Candy / Ned Doheny


リリース:1976年
評価:★★★★
コメント:確かにその手の関連書籍/雑誌(名盤紹介っぽいやつですね)を見ると、AOR系作品リストではかなりの確率で登場する本作。

無論、それが悪いという訳ではないのですが、ジャケットなどからイメージされるよりは、ずっと腰の据わったカッチリとした内容のように思います。

AORと聞くと、硬派な(?)ロックファンからは「どこか軽佻浮薄なイメージ」を押し付けられるように(私個人は)感じているのですが、本作はコンセプト/クオリティ/ポピュラリティ etc..と、下手なロック作品より遥かに上を行っている一作かと思います。

ホーン・アンサンブルにはタワーオブパワーが、keyにはAORの立役者とも言えるデヴィッド・フォスターが、そしてプロデュースがスティーブ・クロッパー(一部、g、voで曲にも参加)が名を連ねているのは伊達ではありません。

ネッド・ドヒニー(vo、g)自身のライティング/シンギング/プレーイングも大いに賞賛されて然るべきものかと。

別段、AORリバイヴァルを声高に叫ぶつもりではありませんが、ずっと聴き継がれて行って欲しい作品です。
収録曲
1.Get It up for Love
2.If You Should Fall
3.Each Time You Pray
4.When Love Hangs in the Balance
5.Love of Your Own
6.I've Got Your Number
7.On the Swingshift
8.Sing to Me
9.Valentine (I Was Wrong AboutYou)

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