コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2006年1月10日

Never Letting Go / Phoebe Snow


リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:良く知らないのに、何故この人フィーヴィー・スノウ(vo、g)の本作を入手したかと問われれば、いわゆる、クレジット買いなのです。

#バックの参加ミュージシャンに惹かれた、という意味です。
しかしながら聴いてびっくり、これがイイ。

スティーヴン・ビショップ作の[5](そのままアルバムタイトルになっていますね)などはまさに秀逸なカヴァー。

(ビッシュの)オリジナルはあくまでシンプルなSSW特有の優しさがあるのに対して、P.スノウのこちらではストリングス入れつつの極メロなカヴァーに仕上げています。

ほんの数小節だけのアルトサックス・ソロはフィル・ウッズ(何とも贅沢ですねぇ~)。

またポール・サイモン作の[4]では、リチャード・ティーのエレピと相まって、何ともいい揺れ具合です。

ジャズ・ヴォーカルの人なのだろう・・・という程度で考えていましたが、非常にポップな感覚にも優れていて、その筋で充分聴き通すことができます。

後回しになりましたが、当初の目当てであったバックの布陣は、先述のミュージシャンの他にもスティーヴ・ガッド(ds)、ウィル・リー(b)、クリス・パーカー(ds)、マイケル・ブレッカー(ts)、トニー・レビン(b)、スティーヴ・カーン(g)、ヒュー・マクラッケン(g)、ラルフ・マクドナルド(perc)、バックボーカルにはパティ・オースティンまでリストされています。

そして何よりこの音をまとめているのがプロデューサーのフィル・ラモーン。

何とも抜け目のない出来上がりになるはずです(^^;
収録曲
1. Loves Makes A Woman
2. Majesty Of Life
3. Ride The Elevator
4. Something So Right
5. Never Letting Go
6. We're Children
7. The Middle Of The Night
8. Electra
9. Garden Of Joy Blues

0 件のコメント:

コメントを投稿