コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2007年11月23日

Rebel Yell(邦題:反逆のアイドル)/ Billy Idol


アルバム名
アーティスト
リリース:1983年
評価:★★★★
コメント:当時目にした某書籍では、「パンクのファッションとイメージだけを借りてショウビズに迎合した云々」とあった事を覚えています。

第三者的な目から見れば、ビリー・アイドル(vo)の扱いは(現場のファンの視点は別として)、音楽評論家と名乗る方々からはあまり「良し」と見られていなかったのかもしれません。

その言葉を肯定するが否定するかはリスナーの自由ではありますが、個人的にはフィフティ・フィフティといった感じで、肯定も否定もできませんでした。

ただ、形骸的であれ何であれ、本作に収められている楽曲からは[1]、[3]、[5]といったナンバーがポピュラリティを得た事からも判るように、至ってストレートに'80sロックシーンに切り込んだ佳作と思っています。

出自であるジェネレーションXは確かにパンク。

拳を振り上げ、イェー!と叫ぶだけのイメージが強いのかもしれませんが、仮に全く先入観を配して先の[3]などに対峙してみると、意外にも艶のあるヴォーカルに驚かされる事にもなります。

スティーブ・スティーブンス(g)を右腕に、K.フォーシー(プロデュース)を左腕に迎えた本作、やはり'80sのチャートを振り返ると異常な人気を博した一作として押えるべき作品かと思います。
収録曲
1.Rebel Yell
2.Daytime Drama
3.Eyes Without a Face
4.Blue Highway
5.Flesh for Fantasy
6.Catch My Fall
7.Crank Call
8.(Do Not) Stand in the Shadows
9.The Dead Next Door

0 件のコメント:

コメントを投稿