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2009年10月4日

Get the Knack / Knack


リリース:1979年
評価:★★★★
コメント:デビュー時の勢いさながらのヒットナンバー[My Sharona]で一世を風靡したナック。

本作がそのデビュー作ですが、往々にしてその大ヒットナンバー[7]の威光が強いためか、一発屋の誹りを免れない運命にあるようです。

しかしながら、本作に納められたビート・ロックの数々はどれもキャッチーなものであり、安定した演奏と巧みな楽曲は流石に時代を受けて立つだけのグループであった事を知らしめるには十分かと思います。

全編で作曲(共作含む)を担当しているダグ・フィージャーのセンスは無論の事、これだけポップ&キャッチーにギターを弾きまくっているバートン・アーベルって、個人的には非常に好きなタイプのプレーヤーだったりします。

ギタリスト=H.R/H.M系の天下という認識は少なからず私の頭の中にありますが、こういうスタイルで攻めるのも・・・ありだよなぁと思わせてくれます(^^;

グループ自体はその後も活動を続けたようですが、なかなか(この1作目のように)陽の目を見ることはなかったようですね。

そういう点がなおさら一発屋を補完してしまう結果になってしまっています。

ちょっとビックリしましたが、近年ではdsにテリー・ボジオが座っている作品があるのですね!!
収録曲
1.Let Me Out
2.Your Number or Your Name
3.Oh Tara
4.(She's So) Selfish
5.Maybe Tonight
6.Good Girls Don't
7.My Sharona
8.Heartbeat
9.Siamese Twins (The Monkey and Me)
10.Lucinda
11.That's What the Little Girls Do
12.Frustrated

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