評価：★★★★
コメント：当時、本作収録の[1]はとにかくよく聴きましたねぇ...コミカルなプロモーション・ヴィデオも印象に残っています。
逆に言えば、それ以外の楽曲を聴く事はなかったのですが、これも今更ながら[1]以外も含めての聴き直しです(^^;
丁度、ブライアン・セッツァー率いるストレイ・キャッツもネオ・ロカビリーを全面に人気を誇っていましたが、ローマン・ホリデイにはロカビリーの匂いもジャイブの匂いも、そしてドゥーワップの匂いも混在させており、また、ストレイ・キャッツ辺りが3人編成でソリッドな音を出していたのに対し、こちらにはグループ内にブラス楽器もあり、その賑やかさとスウィング感はかなり気持ちのイイものです。
ジャケットはアイドルしていますが(^^;このデビュー作でも聴かれるようにその音楽的な屋台骨もしっかりしており、上手くすればもっと長く活躍できたグループだったのではないかと思います。
本作のプロデュースを担当していたピーター・コリンズは後年ブライアン・セッツァーのソロプロジェクトにもその名前を見ることができ、またゲーリー・ムーアやボン・ジョヴィ等の作品も手がけているようです。
類似ジャンルからそうでないジャンルまで、なかなか面白い仕事をする人なのですねぇ。
収録曲：
1.Don't Try to Stop It
2.Motor Mania
3.I.O.U.
4.Jive Dive
5.Midnight Bus
6.Cookin' on the Roof
7.Stand By
8.No Ball Games
9.Furs N' High Heels
10.Serious Situation
11.One More Jilt
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