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2012年9月8日

Lust for Life / Iggy Pop


リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:何かの折に書いたかも知れませんが、小生の大いなる失敗の1つは’70s中期~末期におけるパンク系全般を毛嫌いして全く無関心でいた事です。

そのような次第でして、「あれれ、想像以上に聴き易くてイイじゃないか!」と気付いてから、ピストルズやクラッシュ、ストラングラーズ等をチラホラにせよ、アルバムまるごと聴いたのはホンの5年ほど前(汗)

ココ最近(といっても2、3年も前ですが(^^;)では、トム・ロビンソンやイアン・デューリーの活きの良さ、ビート感って言うのでしょうか、それに惹かれました。

さて本作の主人公、イギー・ポップの名前はデヴィッド・ボウイ絡みで過去に耳にした事があった程度なのですが、本作(ソロ2nd)はデヴィッド・ボウイその人も共作という事で参加しており、意外や意外(^^;、クレジットにはピアノ担当となっています。

実際には1stでもD.ボウイは参画してたようですが、伝え聞いたところでは少々暗い感じもある作品なのだとか。

小生にとって吉と出たのは、内省的な暗さのようなものは排してビートポップかと思える程の軽快さが楽しめる本作がI.ポップ初体験になった事かもしれません。

中後半からはミディアムテンポで、やはり?ボウイの匂いも漂う箇所も多々あります(笑)

先ずは[1]、[2]、[3]と立て続けに響くソリッドで、ちょいと「ささくれた」ようなギターリフの音にやられてしまう小生でした(笑)

また、[5]は同時期のD.ボウイの[Sound and Vision]という曲や、更に後年、共作として<Let's Dance>に収録された[China Girl]にも通じるような感触を味わいました。ふぅ~、やはり侮り難いですねぇ・・・ボウイ人脈(笑)

まぁ、この人についてはまだ1枚しか聴いていないので何とも言えませんが、ある意味(悪い意味?)だと「ちょいとボウイ香が匂いすぎるかなぁ・・・」と小生には思えた点ですね。まぁ、本人がそこに居る訳ですし、似て悪いかというとそういう否定的なもの言いではないのですが(^^;

なお、タイコのハント・セールスという人、ベースのトニー・セールスという人は、'80sも終わろうかという頃にD.ボウイが立ち上げたTin Machineのメンバーに名前が見えますね。これも興味深いですねぇ・・・
収録曲
1.Lust For Life
2.Sixteen
3.Some Weird Sin
4.The Passenger
5.Tonight
6.Success
7.Turn Blue
8.Neighborhood Threat
9.Fall In Love With Me

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    ある意味「ほっ」としております。
    というのもボウイ流れでイギーさんの
    初期作品に手を出したとの
    ご報告を頂いたので

    「えっ!まさか目賀葵さんがRaw Powerを・・・」

    杞憂で済んでなによりです(笑)

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    1. コメント、ありがとうございます。

      ストゥージーズは未だ全く視野の外(^^;では
      ありますが、加齢と共にストライクゾーンが
      結構広くなってきたので?何れ、どこかで
      接触し、無事に通電するかも知れません(笑)

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