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2013年3月20日

Disraeli Gears(邦題:カラフル・クリーム)/ Cream


リリース:1967年
コメント:洋楽へのアプローチが見た目、現在性(今ヒットしているか)とか、すんごいテク持っているか(特にギター担当ね)とかの要素に引っ張られた故か、「エリック・クラプトンが居た?でも大して”弾けない人”だよね」など、ファンからは袋叩きにあいそうな小生意気な視点で中学生の時にココを素通りした事が、トリオのロックものへの関心が大きくならなかったのか知らん(嗚呼・・・)
安棚から顔を覗かせていたので何の気なしに入手しましたが、考えてみればクリームってバンドの作品はホント聴いていませんでしたねぇ。

流石にクラッシックロック検定10級くらいに出題されそうな[2](笑)は承知しておりますが、[White Room]や[Cross Road]を合わせて「クリーム、以上!」という感じでした。

さて初心に立ち戻り?本作を聴いてみたのですが、先ずトリオ編成の単調さとか退屈さを微塵も感じさせない点に興味を惹かれました。

専門家ではないのでうまく表現できないのですが、単に多重録音されている音の厚さとかではなく、楽曲とそれに即した音の合わせ方に隙がないと言いますか・・・ハードロックという体裁まで音の大きさを前に出している訳でもありませんし、シャープなニューウェイヴ系(ポリスとかね)のインテリジェントな簡素さとも違うのですが・・・あぁ、言葉が足りんなぁ(泣)

もう一点は、G.ベイカーのタイコさばき。以前、WHOのキース・ムーンがライブで叩いている画を見て思わず唸ってしまった(感心した)事があるのですが、ポリスのスチュワート・コープランド、BBAのカーマイン・アピスと、小生の狭~いトリオもの見識内(笑)のどのドラム担当者も概して「強者(つわもの)」。

ここんでのG.ベイカーもパタパタ、シャンシャンした音ではなく、中低音辺りをぐっと強調しつつ、単なるテンポキーパーなどではない音の配し方が何ともいいですねぇ。

全編で時代の匂は否応なくしてきますが、ワウの響き、[7]がジミヘンの[Can You See Me]のように聴こえました(笑)

で小生はジミヘンものとしてはその曲が妙に耳に残っており・・・って事で、ジミヘンも少し聴いてみたくなってきたりして・・・、またしても中途半端な興味の沸き上がりを喚起してくれた作品になりました。
(いやいや、この”機”をみすみす逃してしまうのが小生の悪癖か・・・嗚呼)
収録曲
1.Strange Brew
2.Sunshine Of Your Love
3.World Of Pain
4.Dance The Night Away
5.Blue Condition
6.Tales Of Brave Ulysses
7.Swlabr
8.We're Going Wrong
9.Outside Woman Blues
10.Take It Back
11.Mother's Lament

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