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2013年4月14日

Welcome to the Dance / Sons of Champlin


リリース:1973年
コメント:高校生の頃でしょうか、FMの深夜番組(「クロスオーバー・イレブン」です(^^;)で「サンフランシスコ・サウンド特集」を耳にした時から、'60s末から'7os初期のサイケ、フラワー、アート、ブラス・・・といったごった煮のロックカテゴリにあって、そのたまらなく時代的な空気感にやられてしまって以来そこら辺りの音が非常に好きになりました。

グレイトフル・デッドやジェファーソン・エアプレーンを筆頭に、スティーヴミラー・バンド、クイック・シルバー・メッセンジャー・サービス、モビー・グレープ、ジャニス・ジョプリン、シカゴなどなど錚々たる名前が揚げられる中、後年になるまで小生が知らなかったグループの1つがこのサンズ・オブ・チャンプリンです。

因みに先の音源が収まっていたカセットテープは劣化の一途だったので、4、5年前に全てCD-Rへデジタル保存しました。まだ手元に残っている当時のオンエア曲目リストを見てもサンズ・オブ・チャンプリンの名はないですねぇ。

しかし、我ながら物持ちがいいと言うか、マメ過ぎると言うか(^^; まぁ、今と違って「音」に飢えていましたし、FMだってまともに音が拾えるのはNHKだけでした(それくらい田舎でした(笑)。

閑話休題。
言わずもがなですが、その存在を知ったのはリーダーであるビル・チャンプリンが'80sにAOR傾向を強めていたシカゴへ加入したり、またその前段でデヴィッド・フォスター辺りと組んでソロ作品でAORチックな音を出していた事からの逆引きでした。

幸いにも初期作品もCD化されており、たままた中古レコ屋で見かけた本作(彼らの4作目らしい)を入手してみました。

(恐らく)アナログ時代のA面をDaytime、B面をNighttimeとしていますが、取り立てて大きな変化を持たせているようには感じません(その点を減点箇所とする旨は小生は持っておりません(^^;)。

ジャケットに写る5人編成はバンド史上最少構成との事ですが、それに反して?音的には幾分ファンキーでノリのいい楽曲の割合が多いようです。

尤も、B.チャンプリンその人のvoの良さの1つがその点でもある訳ですから、寧ろ、(実際に以前の彼らもそうであったらしいですが)シスコサウンドと形容される場合のイメージとして、長尺で、かつ、ドラッグによる精神高揚を表現するインプロ多用型からは距離を置いているような感じですね。

ブラスはそれ程厚くはありませんが、雰囲気的には初期シカゴの感触もあり、とはいえ、ギターはテリー・キャスの感触とはまったく違って、ちょっとロックテイストもあり・・・といった感じでしょうか。
収録曲
<Daytime>
1.Lightnin'
2.For Joy
3.Who / Heaven Only Knows
4.Right On
<Nighttime>
5.No Mo'
6.The Swim
7.Welcome To Dance
  A.Silence
  B.Sound/Turn Around
  C.Healthy Woman
  D.Welcome To Dance

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