コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2013年4月28日

Destroyer(邦題:地獄の軍団)/ KISS


リリース:1976年
コメント:デビュー後「持って1、2年。直ぐに消えるさ」という保守的?評論家の評を覆し、未だエンターテイナーであり続けているKISS。本作はその5枚目の作品(スタジオ作品としては4作目)。

よく言われる(書かれる)本アルバム評に流される訳ではありませんが、小生の拙い耳でさえ、これまでのハード・ロックンロール(ただし、ちょっと音が薄い)からヘヴィー&エンターテイメント・ロックンロールへの転身を見せつけた転機の一作ではなかったかと思う訳です。

[1]はその象徴とも言えるかと思うのですが、効果音入りのイントロからショートドラマのような入り方で幕を開け、同じく子供の声を効果音に使った[3]、[8]のシンフォニックなバラッド、GirlやNirvanaもコピーした[9]等。

後年のライブでKISSも多々演奏する人気曲になっている楽曲の多さにも、作品としての出来栄えの良さを示す指標の1つになっているのかと思います。

そして、KISSを次のステージに引き揚げた張本人は本作のプロデューサーである、ボブ・エズリンその人である事は衆目の一致するところです。

ロック・ファンには知られた事ではありますが、このB.エズリンがアリス・クーパーを人気ロッカーに仕立て上げた手腕が「大仰」、「絢爛」、「倒錯」というコンセプトの適用。

そんな視点で本作を見れば、KISSには「豪放」、「絢爛」、「壮大」、てな感じに転換されたコンセプトが被せられたように思えますね。

そう言えばA.クーパーって今までまともに聴いてないし・・・ぬかったか・・・。ちょっと興味出てきたじゃないかぁーっ!(笑)

閑話:
手持ちのCDジャケットどこか変。そう、ロゴ、KISSのあのロゴ。どう見ても”S”がフツーの”S”じゃないかーっ!(注:敢えて、その盤の変な?ジャケで掲載しています)

あのサンダーボルト的な”S”ではないではないかーっ!

すわ「バッタものか?」と思ったのですが、レーベルはカサブランカ(マーキュリー)だし、至って正当。謎です・・・どなたかこの謎教えてくださいm(_ _)m
収録曲
1.Detroit Rock City
2.King Of The Night Time World
3.God Of Thunder
4.Great Expectations
5.Flaming Youth
6.Sweet Pain
7.Shout It Out Loud
8.Beth
9.Do You Love Me?
10.Untitled

0 件のコメント:

コメントを投稿