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2013年4月29日

The Joy of Flying / Tony Williams


リリース:1978年
コメント:温泉旅館の部屋に通されると、その部屋の奥、窓際に小ぶりな机があり、灰皿とマッチが置かれている・・・なんか三文小説の書き出しみたいですが(^^;

そんなところで昔はよく一緒に見かけたのが木製のパズル。

それぞれのピースが異なる形をしており、組み合わせる事で動物や建物など様々な造形が楽しめるという趣向のものです。

おかしな例えですが、トニー・ウィリアムス(ds)の'78年作品である本作は、まったくもってそんな感じを受けます。

フュージョン、ロック、フリー・ジャズと、ピースを換えることで何ともヴァラエティに富んだ楽曲を大放出しています。

そのスタイル/音色からして、如何にも!という感じのヤン・ハマー(key)との共演曲[1]を始め、豪華なホーン隊とジョージ・ベンソンのgがかなりカッコいい[2]、ハービー・ハンコックがファンク丸出しのプレーで迫る[3]や[5]、ロニー・モントローズ&ブライアン・オーガーのロックペアと丁々発止のプレーを繰り広げる[4]と、まぁ、ジェットコースター的なクロスオーバーっぷりです。

更にトリを飾る[8]はフリー・ジャズの巨頭、セシル・テイラー(p)とのデュオ。でもって、そのC.テイラーのpがまるで「ドラム化」しています、はい(^^; これは超強力!!

これら様々な造形において、やはりその中心にあるピースはT.ウィリアムスその人であり、スーパー・ドラマーの力量は聊かも衰えていないことを高らかに示しています。

まさか、V.S.O.P.でのプレーに鬱憤が溜まっていたなんて事は無いでしょうが、ライフタイム同様「いいと思うこと、やりたいと思うことをプレーする」心意気がいい具合にこなれていると思います。

'70sにおいて、4ビートよりも8ビート系でT.ウィリアムスのプレーを聴きたい方にはイイ作品ではないかと思います。

面子は書ききれませんので、是非ライナーでご確認くださいm(_ _)m

追伸:
暫く振りに聴き直し&再レビューでした。いくつかのオンラインCDショップを覗いてみたのですが、どうやら入手難のようですね。
収録曲
1. Going Far
2. Hip Skip
3. Hittin' On 6
4. Open Fire
5. Tony Eris
6. Eris
7. Coming Back Home
8. Morgan's Motion

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