コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2013年5月11日

5150 / Van Halen

リリース:1986年
コメント:<1984>('84年)を評価するしないはある程度票が割れるのではと思うのですが、その前段として'82年のマイケル・ジャクソンのヒット曲[Thriller]でインパクトのあるギターソロをかませた辺りから、ロックファンよりも広範囲に名前と実力を知らしめたのかなぁと思ったりします。
その<1984>から2年を置いてリリースされた6作目のアルバムには、結成時からフロントマンであり続けたデヴィッド・リー・ロスの姿はなく、これに代わってサミー・ヘイガーがそのポジションに収まっています。

<1984>では、それこそ[Jump]のようなポップな曲も入れつつ、むしろいくつかの実験的?な感触を受ける曲、例えば[Hot for Teacher]や[Panama]のようなちょっとこれまでのVH的コード使いとは違った興味深い曲もあったように思っています。

その流れを汲むものなのか、本作も聴き易さやとっつき易さの面では更にこれがよりスマートな形で表現されているようですし、これまたVHらしくないと言えばらしくない(笑)A-2やB-2のような真っ向勝負バラッドも配してきています。

これがS.ヘイガー効果なのか、または、プロデュースにその名前が見えるミック・ジョーンズ(言わずとしれたForeignerのg)の効果なのか興味深いところです。

それに関係あるのか否か判りませんが、<1984>辺りから楽曲におけるエディーのgソロってそれほど無機質な感じのモノではなくなってきているように感じます(初期作品だと兎に角弾き倒している感じもありますので)。

明らかに違う点と言えば、D.L.ロスと異なりS.ヘイガーも「弾こうと思えば」そこそこ自分でgを弾くことができる点(笑)。確か本作でもどれかでソロとっていたと思いますが(ライナーとかには何も書いていませんが、昔、某ヤングギターのギタータブ譜に「ここはS.ヘイガーのソロ」って解説してあった記憶が(笑)。
収録曲
A-1.Good Enough
A-2.Why Can't This Be Love
A-3.Get Up
A-4.Dreams
A-5.Summer Nights
B-1.Best of Both Worlds
B-2.Love Walks In
B-3."5150"
B-4.Inside

0 件のコメント:

コメントを投稿