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2013年5月13日

Houses of the Holy / Led Zeppelin



リリース:1973年
コメント:はい、中古500円棚からの引き揚げですが裏ジャケにDigitally remastered from the original master tapes by Jimmy Page and ...って文字が見えたので悪いものじゃなさそうと思い入手しました(^^;

順調に?1stから歩を進めてきましたZEPP作品は先日<Led Zeppelin IV>に到達し、その音楽性がもはやR&Bベースのハードロックというカテゴリでは捉えられないシロモノになってきた事(無論いい意味で)を確認したところでした。

運良く?順番通りに5作目を入手し「さて、どのように変化しているか」も期待しつつの対峙で[1]が流れ出した途端にのけぞりそうになりました(^^;

この軽くさわやかな入り方とブルーグラスのようなアルペジオ、それでいてしっかりロック(笑)。

[4]のファンキィさには本作中で最も驚かされる思いでしたし、[6]のジャマイカンなビートは当時のシーンを席巻してたレゲエに代表される第三世界の音楽スタイルからの影響である事はよく判ります。

驚きと言いますか、全くの予想していなかった作品としての感触に、このグループのポテンシャルというモノが本物であったのだろうなぁ、と(これまたタカビーな語感ですが、そのつもりは全くありません)感心する訳です。

某師匠ページを参考にさせて頂くと、「サウンド面でジョン・ポール・ジョーンズのメロトロンやシンセを大胆に取入れた新境地開拓の1枚」に位置するものなのだそうで、確かに小生のZEPPビギナー耳で聴いてさえ、変化の度合いは判ります。

何れにせよ、この貪欲さとか柔軟さこそがR&Bベースのハードロックに終始する事なく(結果として)以降のハードロックの可能性を限りなく押し広げたエンジンだったのかなぁと思ったのでした。

閑話:
多くのロックアルバムのジャケットを飾った(本作のジャケットもその1つだと聞きました)アート集団「ヒプノシス」をけん引したストーム・ソーガソン氏が先日(2013/4/18)亡くなったとのニュースを見ました。

ピンクフロイドの諸作品ジャケにも多く採用されていますね。ご冥福をお祈りします。
収録曲
1. The Song Remains The Same
2. The Rain Song
3. Over The Hills And Far Away
4. The Crunge
5. Dancing Days
6. D'yer Mak'er
7. No Quarter
8. The Ocean

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