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2013年5月2日

The Lamb Lies Down on Broadway(邦題:眩惑のブロードウェイ)/ Genesis


リリース:1974年
コメント:ピンク・フロイド、イエス、ELP、様々な有名プログレッシヴ系バンドがありますが、それらバンドの最大公約数的なポイントは順に「高尚さ、緻密さ、鉄壁さ」といったところかなぁと思っています。

勝手なイメージですので、各所からクレーム紛いのツッコみも受けるかも(^^;

そうなるとジェネシスにはどのような形容が当てはまるのでしょうか?

本作はリード・ヴォーカルであったピーター・ガブリエルがクレジットされた最後の作品にあたります。

が、単にそれだけではなく初期(P.ガブリエル在籍時)ジェネシスの最高作としてファンにも認知されると認識しています。

初めての2枚組みという大作であると同時に、P.ガブリエルの幻想文学的(?)な風合いを醸し出すロックオペラといった体裁を為しており、確かにコンセプトを俯瞰するだけでも難解である点は否めません。

しかし楽曲そのものは洗練された一級のモノである事は確かかと思います。

シンセ/キーボード系の音は(時代が時代だけに)今の耳からすると然ほど新鮮には聴こえないかも知れませんが、過度な使い方ではなく非常に心地の良いものかと思います。

P.ガブリエルのちょっとエキセントリックな所業?もあってか、歌そのものの上手い下手ではなく、そのエンターテイメントとしての心意気がこの作品を作り上げた原動力だったのかも知れませんね。

そう言えば、ピンク・フロイドにせよ、イエス、ELPにせよ、メンバー単体で「エンターテイナー」として突出した人が居ないのに対して、ジェネシスはP.ガブリエルのみならず、後年はフィル・コリンズもエンターテイナーとして成功している点は面白い点ですね。

言うまでもなく、演奏技術とか人気のある人を称して「エンターテイナー」と称しているのではありませんので誤解なきようにお願いしますm(_ _)m

適度にプログレッシヴらしさを出しつつも、エンターテイメント性を備えている、それがジェネシスの形容になるのかも知れませんね。
収録曲
[Disc 1]
1.The Lamb Lies Down on Broadway
2.Fly on a Windshield
3.Broadway Melody of 1974
4.Cuckoo Cocoon
5.In the Cage
6.The Grand Parade of Lifeless Packaging
7.Back in N.Y.C.
8.Hairless Heart
9.Counting out Time
10.The Carpet Crawlers
11.The Chamber of 32 Doors
[Disc 2]
1.Lilywhite Lilith
2.The Waiting Room
3.Anyway
4.The Supernatural Anaesthetist
5.The Lamia
6.Silent Sorrow in Empty Boats
7.The Colony of Slippermen: The Arrival/A Visit to the Doktor/The Raven
8.Ravine
9.The Light Dies Down on Broadway
10.Riding the Scree
11.In the Rapids
12.It

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