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2013年6月7日

Discipline / King Crimson

リリース:1981年
コメント:伏線その1:ついこの前トーキングヘッズ<Remain In Light>をレビューした際に頂いた某師匠コメントの件もあり、ちょいといつもより歩を早めてリーチしてみたくなった。

伏線その2:以前、馴染みのヘアカットの店の店長(ほぼ同年代)との会話く「あぁ、<Discipline>は結構聴きましたよ。でもキンクリって、皆が言う程プログレ然としないよねぇ?ニューウェイブかと思ってますけどぉ」(前日髪を切りにいったら、その後店長は1stを聴いてキンクリ観を一新したらしい(笑)

いやはや、急に身の周りがキングクリムゾンづいてきた今日この頃、皆さまいかがお過ごしですか。

Three of a Perfect Pair>(’84年)、<Beat>(’82年)と図った様に時代を遡りながらの視聴をつづけ、ついに<Discipline>へ至りました。

'80sキング・クリムゾンから開拓を始めるという暴挙は一先ず措くとして、いや、これ結構イイですよねぇ?(また高ビーな物言いに聞こえたらゴメンナサイ。何の含みもありません(^^;)

昔からのクリムゾンファンは遠巻きにする時期の作品のようですが、これ、かなりの確率でニューウェイブの棚に並べていい作品かと。

勿論、変わらず「キンクリ1st最強説」、「『CKの宮殿』至上主義」的な極々個人的な思いはそのままではありますが、並列して<Discipline>や<Three of a Perfect Pair>、<Beat>の音があっても何も問題はありません。

珍しく?頭で四の五の考えるよりも、この作品から流れてくる音の気持ち良さに「ぽか~ん」と呆けている小生であります。
#日本語の歌詞を含む楽曲[3]があるせいか、どうも至る楽曲で「空耳」的なフレーズが・・・
#そう思えるのは小生だけ?

そうそう、ここでのエイドリアン・ブリューのgを聴いてようよう思い出しましたよ、象さんとかカモメさんの鳴き声プレー(笑)

昔、家電会社だかエアコンだかのCMで、動物と一緒の画面内で本物のA.ブリューがギターで鳴き声出していたのがフラッシュバックしました(爆)

A.ブリューその人よりも「ケーラー(ギターのアームユニットの名称)って、すっげぇー」って思いました。嗚呼、懐かしやぁ~。

もとい。ビル・ブラッフォードもdsに鎮座していますが、どうもA.ブリューのgが強いせいかそこにばかり耳を奪われてしまうのが難点といえば難点。加えて、小生、なぜがA.ブリューの歌声が好きでしてねぇ・・・って、これかぁ、デヴィッド・バーン”もどき”って(笑)。

さて黄色、青色、赤色をワンセットとして、某サイトでキングクリムゾンの(スタジオ)作品一覧を見ていると、’84年の<Three of a Perfect Pair>の次は’95年の<THRAK>・・・調べてもいませんが、えらくまた時間が空いているようですね。

某師匠ページ情報だと、'80s期の決算ライブのようなものらしいですが・・・なら、聴いてみたい(笑)
収録曲
1. Elephant Talk
2. Frame By Frame
3. Matte Kudasai
4. Indiscipline
5. Thela Hun Ginjeet
6. The Sheltering Sky
7. Discipline

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    信号機が全部点滅しましたね(笑)

    まぁ今では笑い話なんですが当時とにかく
    この80年代はクリムゾンファンには
    不評でした。
    クリムゾンファンの大部分は
    「太陽と戦慄」~「RED」までの時期を
    神格化している向きがあり
    (今でも相当根強い人気です)
    そこにこの音ですから「激変」と感じ
    新しい音を受け入れられない聴き手側の
    許容量の小ささの自己防衛として
    クリムゾンパッシングになりました。
    (山のようにリリースされたKCブートも
    80年物は人気薄ということでカタログが
    殆どありませんでした)

    あれからかれこれ30年経ってやっと
    この時期もKCの長い活動期の中では
    見直されているのですが、ただ一つ難点が
    あるのはKCと言えばライヴ音源だと
    いうことは何度かお話しましたが、
    80年以降のKCのライヴはスタジオと
    そんなにサウンド変化がなくその意味で
    70年代の変化に富んだKCよりも
    総括するのは楽かもしれません。

    ちなみにTHRAKは'80s期の決算ライブではなく
    90年代に再再始動した時のアルバムで
    (80年代のライヴ決定盤はAbsent Loversです)
    かなりメタル質な感じになります。
    (メタルクリムゾンとも言います(笑)
    まぁ今後目賀葵さんがKCの黄金期を聴いて
    どう発展するのか楽しみではあるのですが
    90年以降はそんなに深追いしない方が
    良いのではないかなと・・・
    私はそんなに聴いてないのですが
    ブリューのソロを追ってみるのも面白いかも
    しれませんよ。

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    返信
    1. コメントありがとうございます。

      実は<Discipline>と一緒に安棚にあった
      <Larks' Tongues in Aspic>は入手済み
      なので、神格化されている時期も個人的にも
      ちょっと楽しみです。

      >ちなみにTHRAKは'80s期の決算ライブではなく
      >90年代に再再始動した時のアルバムで
      >(80年代のライヴ決定盤はAbsent Loversです)

      失礼しました...(恥)
      でも「決定盤」などと書かれると、もう火に
      油を注ぐが如くの状態で、勢いに任せて
      このままディスク○ニオンへゴーッ!(笑)

      そうそう、A.ブリューという人の声と(gの)音
      も何だかすごく気になりだし・・・いやはや、
      恐るべしキンクリの世界、です(笑)

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