評価：★★★★★
コメント：'60s末から'70s初中期、日野皓正氏や川崎燎氏などの諸作を聴いて、日本のジャズシーンの変遷（所謂、ジャズロック、クロスオーバー、そしてフュージョンへという流れですが、）に俄然興味を掻き立てられました。
そんな流れで手を出したのが本作、峰厚介氏(ts、as)名義の'76年作品である本作です。
後に、本田竹曠氏らと「ネイティブ・サン」を結成することになりますが、本作に詰め込まれた音楽のカラフルさはどうでしょう！
エレクトリック・ジャズの面白さ、カッコよさ、そんなものがギッシリと詰まっています。
[2]でのメロウなブロー、益田幹夫氏のorg、安川ひろし氏のgと、グイグイと聴き手を引き込む強力な一曲だけでも、私には大収穫です。
[3]のソリッドなファンク・チューンも大プッシュ。いやぁー、いいです！
暫くは、この辺りの音を重点的に探検してみたくなりました(^^;
収録曲：
1.ウィ・ガット・アワ・ダンス
2.アイ・ノウ・ホェア・ユー・カム・フロム
3.サンシャワー
4.エクスペクテーション
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