コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2005年9月24日

Album / Dave Pike Set


リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:多分、トータルな面白さや人気度という視点からすれば、'69年作の<Noisy Silence-Gentle Noise>に軍配が挙がるのかも知れません。

が、ジャズ・ロック、サイケデリック・ロックといった風合いを含みつつ、ラジカルなジャズとしてのあり方を示した本作も私には十分楽しめる作品でした。

随所に顔を出すファズ&サスティーンの効いたV.クリーゲルのギターが何とも言えず時代を感じさせてくれます(無論、当時はきっとラジカルなグループだったと思います)。

それでいて、やはりデイヴ・パイクのヴィブラフォンがワンランク上の「在り方」を示しているようです。

D.パイク・セット名義ではこれ以降の作品はないようですが、やはり時代というものは時として変異的な(失礼!)グループを生み出させる重要な要素なのだと思います。
収録曲
1.Big Schlepp
2.Country Shit
3.King of the Tumbas
4.Papa Joy
5.Toys
6.Hongkong Woman
7.Times Out of Mind
8.Inside Crime
9.Greasy Spoon Blues

0 件のコメント:

コメントを投稿