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2005年11月25日

Science Fiction / Ornette Coleman


リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:筋金入りのフリー・ジャズ信望者ではありませんが、そんな自分にとってのオーネット・コールマンの面白さというのは、別段、難解な(独自の)理論展開といった理詰めの部分よりも、寧ろ、もっと単純に楽曲としての面白さにあったりします。

<Dancing In Your Head>や<Body Meta>といった作品を聴いて思ったのもそういった部分でした。

本作でも、アシャ・プトリという女性voを配した[1]や[6]はどう捉えても変則的且つ革新的な音のように思えてなりません。

そして、それが堪らなく私の音楽中枢を刺激する訳ですが(^^;

また[3]でのチャーリー・ヘイデンのbはどうしたってジャズ・ロックの響きを彷彿させますし、更にそれを推し進めたような[5]!ここまで来ればフリー・ファンクの匂いすら漂います。

何れにせよ、頭からフリー・ジャズといったカテゴリとして対峙した聴き方に終始してしまうより、自分にとって「ピクリッ!」と来る部分をどれだけ多く見つけ出せるか、といった聴き方を私はお勧めしたい訳です(それが誉められた聴き方であるか否かは別として)。

リアルタイムで本作がどれ程の評価を受けたのかは知りませんが、きっと[4]など聴いた人は「なんじゃこりゃ!?」と思ったのではないでしょうか(^^;
収録曲
1.What Reason Could I Give?
2.Civilization Day
3.Street Woman
4.Science Fiction
5.Rock the Clock
6.All My Life
7.Law Years
8.The Jungle Is a Skyscraper

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