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2009年2月19日

Turn Back / TOTO


リリース:1981年
評価:★★★
コメント:前2作<Toto>、<Hydra>をお聴きになった事がある方なら、3作目である本作の感触が明らかにそれらと異なっている点に気付かれるかと思います。

作品全体を通じて感じられるのは、思い切りドライヴするナンバー、如何にも新しい(ここでは'80sっぽいという意味ですが)アメリカン・ロックを体現するようなサウンドという点に尽きます。

さぞやステージ映えするであろう事は想像に難くありません。

とは言え商業的な面では苦戦を強いられ、早くも「テクニック志向で個性に乏しい」等と評された時代ではなかったでしょうか。

多分に辛口?評論家の方にはそのように思えたのでしょうが、この後、起死回生の名盤<TOTO IV>をリリースし、グラミーさえ手中にしたのはご承知の通り。

そんな意味で、1、2作目辺りの感触を求めて作品に対峙するとちょっとズッコケてしまいますが、それでも彼らが'70sから'80sへ至るアメリカン・ロックを語る際に必要な存在であった事は間違いないと思います。

余計な話:
あの頃、かぶりつく様に見ていた小林克也氏がホストを務める某人気音楽番組。

そのオープニングで、沢山のアルバムがパタパタと倒れてゆく中の一枚に本作もありましたね(^^;
収録曲
1.Gift with a Golden Gun
2.English Eyes
3.Live for Today
4.A Million Miles Away
5.Goodbye Elenore
6.I Think I Could Stand You Forever
7.Turn Back
8.If It's the Last Night

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