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2011年4月23日

Posh / Patrice Rushen


リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:出自はジャズ系の人なのですが、小生としては西海岸フュージョンの一翼を担ったジェントル・ソウツのメンバとしてのパトリース・ラシェンの顔がいの一番に浮かびます。

エレクトラレコードへとレーベルを移動し、フュージョンとダンサブルなR&B系サウンドのミクスチャといった路線に踏み出していく基点となった作品<Patrice>('77年)も個人的には好きです。

本作は更にそのダンサブルな部分やファンク的なノリも取り込んだエレクトラでの3作目<Posh>(邦題:おしゃれ専科)も、その内容の確かさ、バックの面子といった点で非常に充実度の高い作品ではないかと思います。

心くすぐるカッティング(^^;でそれと判るデヴィッドT.ウォーカーのgで幕を開ける[1]、R&Bチャートでも善戦した[3]、7分超にわたって勢いのあるファンクを聴かせる[7](いい意味で所謂ファンク・グループが演じるタイプの濃さや粘っこさはありません)等、作品自体はいいものだと思うのですが、商流としてはイマイチだったようです。

それでもきっと当時のダンスフロアではかなり重宝した作品だとは思います(リアルタイムだとまだダンスフロアに出入りできる年齢ではありませんでしたので(^^;)

それぞれの曲でメンバのクレジットは異なっていますが、dsにはジェームス・ギャドソンやレオン・ンドゥグ・チャンクラー、gにはD.T.ウォーカーの他にもポール・ジャクソンJrが参加しています。

あとbにはフレディ・ワシントンというセッションプレーヤーがクレジットされています。

しっかりと腰を入れたビートでなかなか魅力的です。

調べてみると、結構な数/アーティストの作品でサポートしているのですね。

小生は迂闊にもまったくノーマークでした。

また"その筋"で追いかけてみようと思います(^^;
収録曲
1.Never Gonna Give You Up (Won't Let You Be)
2.Don't Blame Me
3.Look Up!
4.I Need Your Love
5.Time Will Tell
6.The Dream
7.The Funk Won't Let You Down
8.This Is All I Really Know

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