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2011年4月30日

Girls With Guns / Tommy Shaw


リリース:1984年
評価:★★★★
コメント:Styxのギタリスト、トミー・ショウの1stソロアルバム。

そのStyxとは明らかに異なるアプローチからして、彼がStyxでやりたかった事、やれなかった事が良く判ります。

少し湿り気のあるギター・サウンドとコーラスワーク、ちょっと大仰かなぁ・・・と思わせるアレンジも手伝って、如何にもアメリカン・ハード+アダルトロックの中庸といった感じです。

適度なポップさを併せもつ[1]が1stシングルとしてカットされてスマッシュヒットを記録していますね。

それら(共作を含め)全ての曲をコンポーズしている事実はなかなか見逃せない点かなと思います(スティックス時代にもいくつものキャッチーな曲を提供していましたから、それ程驚くべき事ではないのかも知れませんが)。

因みに[4]で共作にクレジットされているのはケニー・ロギンスです。ちょっと驚き(^^;

あくまでギタリスト/コンポーザーという力だけで評価すれば別なのかも知れませんが、アルバム全体でリードヴォーカルというポジションを取っている以上、その部分にツッコミが入るのは致し方ないかも知れません。

結構頑張っているとは思いますが、本職のボーカルのように「バーンッ」と前に出てくる声ではないですので、メリハリが薄くなってしまっている感はあります。

[6]、[7]辺りはちょっとフラフラっと感じる場面もなくはないです。トータルで評するとvo部分に少し弱みがあるかも。

下手というのではないのですがねぇ・・・
収録曲:
1.Girls With Guns
2.Come in and Explain
3.Lonely School
4.Heads Up
5.Kiss Me, Hello
6.Fading Away
7.Little Girl World
8.Outside in the Rain
9.Free to Love You
10.The Race Is On

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