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2011年4月30日

Bi-Coastal / Peter Allen


リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:音楽雑誌などのAOR特集等でよく見かけるピーター・アレンの'80s初期の作品。

その筆頭にあげられる作品の1つが本作('80年作品)ではないかと思います。


王道と言えば王道(^^;、デヴィッド・フォスターのプロデュースに、ホーン・アレンジ全般にはシーウィンド・ホーンズで鳴らしたジェリー・ヘイがこれにあたっています。

それにしても、J.ヘイのホーンアレンジも何となく耳にタコ…のような(^^;

軽快さとアルバムのオープニングにバッチリあう[1]から、しっとりと王道?バラードで締めくくられる[10]まで、gにルークがいたり、dsにジェフ・ポーカロがいたりと、まぁ、お約束と言うと嫌味に聞こえるかも知れませんが、必要十分にアルバムのクオリティを支えております。

他作を聴いていない手前、よくわからない感はあるものの、この人のコンポーズされる作品については、あまり西海岸的なライト・ロック感を殊更強く押さなくともいいかも知れないなぁ・・・とちょっと思う場面もありました。

ライナーを読むまでP.アレンその人の情報は何もしらなかったのですが、歌うだけでなくコンポーズ能力も抜群のようで、小生が「あぁ、そうでしたか」と納得したのは、メリッサ・マンチェスターのアルバム<Don't Cry Out Loud>('78年)に収録の同名曲をキャロル・ベイヤーセイガーと共作しているのですね。

併せて、ライザ・ミネリの旦那だったことも知りませんでした(^^;
収録曲
1.One Step Over the Borderline
2.Fly Away
3.Bi-Coastal
4.I Don't Go Shopping
5.Hit in the Heart
6.I Could Really Show You Around
7.Somebody's Angel
8.Simon Allen
9.Pass This Time
10.When This Love Affair Is Over

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