コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2005年7月25日

Dear Friends / Abraham Laboriel


リリース:1995年
評価:★★★★
コメント:'70sから'80sのクロスオーバー/フュージョン作品を持っておられるならば、恐らくかなりの確率でクレジットされているであろう、スタジオ系ミュージシャンの一人。

と同時に、ベーシストとしての力量(技術/信頼性)も十分に備えているベーシストとして個人的なフェイヴァリット五指には入る、エイブラム・ラボリエル。

そんな氏が'93年にリリースした本作は、「何だか久しぶりに気持ちのいいフュージョン作品を聴いたなぁ」と実感できる仕上がりかと思います。

何よりも、ラリー・カールトンの大出世作である<Larry Carlton>(邦題:夜の彷徨)以来の盟友とも言えるグレッグ・マシソン(key、p)の全面プロデュースもあってか、全編、これ思いっきりL.A.の風に吹かれているような佳作が並びます。

L.カールトンも2曲で参加しています。

A.ラボリエルの抜群のノリのよさ、そして、「ここぞっ!」というところで炸裂するテク! お見事です(^^;

タイトルが示すように、スティーヴ・ガッド(ds)、ポール・ジャクソン.Jr(g)を始め、とてつもないフレンド?が集った本作のクオリティは推して知るべしです。

voにはフィリップ・ベイリー(EW&F)も参加しています。

プロモーションの下手さ故?か、あまりヒットしたとは聞きませんが、出自のサウス・アメリカン(ブラジリアン)なリズムも十分に堪能できるいい作品だと思います。
収録曲
1.Quote, Unquote
2.And I Do
3.Holidays
4.Look at Me
5.Goyo
6.Dear Friends
7.Samba 7
8.My Joy Is You
9.Simple Self
10.Arroyo

0 件のコメント:

コメントを投稿