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2005年7月27日

Caliente! / Gato Barbieri


リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:ラテンもの(音楽)が持つ「情」のようなものに何故か小生は反応してしまう訳です(^^;

否、案外多くの日本人は実はそうなのでは?と思ったりもします。

こじんまりとまとまらない、いい意味での雑然さのような、それでいてしっかり響いてくる音楽・・・というのがぴったりな表現ではないでしょうか?

サンタナの名曲[3]での堂々とした吹きっぷり。

艶っぽいという表現を軽く通り越して、脳裏にはネオン街のイメージさえ湧き上がって来ます(^^;
#貧相な発想ですみませんm(_ _)m

'70s中期という時期にあって、ジャズ色ではなくフュージョン色の強いこの様な作品で、思いっきり「コブシ」を効かせて泣きまくるガトー・バルビエリのテナーサックス。

デヴィッド・サンボーンのプレーもよく「演歌」に例えられたりしますが、この人のそれも負けず劣らず。

それでも、くどくなり過ぎていない分、聴き易さも十分に備えています([6]、[7]辺りは比較的スマート&メロウで、純粋にフュージョンものとして楽しめると思います)。

レニー・ホワイト(ds)、エリック・ゲイル(g)、デヴィッド・スピノザ(g)、ジョー・ベック(g)、ドン・グロルニック(key、synth)、ゲーリー・キング(b)、ラルフ・マクドナルド(perc)、ムトゥーメ(perc)など、やはりフュージョン系ミュージシャンがバックを支えています。

よく見るとプロデュースはハープ・アルバートですね。

確かに、似た匂いがします(^^;
収録曲
1. Fireflies
2. Fiesta
3. Europa (Earth's Cry Heaven's Smile)
4. Don't Cry Rochelle
5. Adios-Part I
6. I Want You
7. Behind The Rain
8. Los Desperados
9. Adios-Part II

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