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2005年7月9日

Lennie Tristano / Lennie Tristano


リリース:1998年
評価:★★★★
コメント:正直申し上げて、クール・ジャズが何たるや?など少しも判っていません。

「クールな(いけてる)ジャズなの?」、「冷たい≠熱くなれないジャズなの?」・・・

ジャズ=ホットな演奏と捉える単純な私にしてみれば、後者のイメージが強い訳ですが(^^;

ジャケットとその中から流れ出てくるどこか聴く手を突き放す?ようなレニー・トリスターノのピアノの音にますますクールさを感じてしまいます(^^;

おまけに、[1]-[4]は全て最後はフェードアウト・・・ジャズなのに??

多分に本作を入手した要素は、タイトル(邦題)の<鬼才トリスターノ>に惹かれた点にある訳ですが、確かに暗暗としたコードの繰り返しの上に妙にテンションの高い?ピアノのメロディが乗せらて進行してゆく[3]などを聴くと、何故か現代音楽の匂いさえ漂ってくるようです。

弟子である(?)リー・コニッツ(as)が入る[5]以降では、基本的にスタイルは変更されないのですが、何故かしら丸みがかったような柔らかな曲になっているのも面白いと思います。
収録曲
1.Line Up
2.Requiem
3.Turkish Mambo
4.East Thirty-Second
5.These Foolish Things
6.You Go to My Head
7.If I Had You
8.Ghost of a Chance
9.All the Things You Are

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