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2006年2月22日

Salongo / Ramsey Lewis


リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:'60sのジャズ・ピアニストの顔もいいのですが、やはりロック/ポップスのフィールドからラムゼイ・ルイス(p、elp)を覗う者にとっては、'70s中後期のファンキーなエレクトリックでファンキーな作品群に耳が行きます。

本作はプロデュース全面をモーリス・ホワイトが担当。

R.ルイスとM.ホワイト(含むEW&F)のコラボレーションは<Sun Goddess>(邦題:太陽の女神)を始め、本作以降の作品でも聴くことが出来ます。

個人的には先述の<Sun Goddess>辺りの軽やかさとファンキーさのバランス、何よりもタイトル曲のキャッチーさに心奪われる訳ですが、逆に、トータルなレベルの高さから言えば本作の方が上位かも知れません。

つまり、本作では「イマイチ」な曲というのが個人的な視点では見当たらないのです。

曲間や曲の頭/終わりに短い印象的なフレーズを挟んだりする余裕?は、M.ホワイトの巧さなのかも知れません。

作品全体としては、それこそ「全て良し!」と言ってもいいのですが、強いて挙げれば、ファニーな?ファンク・チューンの[2]、如何にも西海岸フュージョン風(ハービー・メイソンのドラムが最高にグルーヴィー)の[4]、少々過剰なアレンジメントが堪らない(^^;[5]、などがお気に入りです。

ど派手な隈取(クマドリ)で「ニッ」と微笑むR.ルイスのどアップジャケットも楽しい一作です。
収録曲
1.Slick
2.Aufu Oodu
3.Rubato
4.Salongo
5.Brazilica
6.Nicole
7.Seventh Fold

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