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2006年2月5日

Oh Lord, Let Me Do No Wrong / Pharoah Sanders


リリース:1987年
評価:★★★★
コメント:'60sか'70sか、はたまた'80s以降がいいか・・・

ファロア・サンダース(ts)の各時代における様々な作品に触れる度に自問自答しています。

正確には、確たる「自答」には至っていないのですが(^^;

'80s以降の「毒気の失せた(?)」P.サンダースにダメ出ししている評論家の方も少なくないのは承知です。

ただ、やはり一番心地良かったのは'80s以降の作品でしょうか。

アルバム<Journey To The One>にある[You've Got to Heaven Freedom]に感染(^^;してしまってからというもの、せっせとP.サンダース作品を追いかけています。

本作でも必殺のアイテム(?)である[1]に見事にやられてしまいました。

レオン・トーマスのvoに依存する部分も少なくないとは思いますが、この切なくなるような、搾り出すようなP.サンダースのブローには降参です。

「主よ、我を過ちに導く事なかれ」というフレーズは宗教臭くもある訳ですが、そんな事とは関係なく、何とも癒される楽曲でもあります。

優しくおおらかに歌う[3]、冒頭のドラムが妙にがんばっていて微笑ましいブルース調の[4]など、ジャズジャズしていないかも知れませんが、聴いて損なしハズレなしの作品です。
収録曲
1. Oh Lord, Let Me Do No Wrong
2. Equinox
3. Polka Dots And Moonbeams
4. If It Wasn't For A Woman
5. Clear Out Of This World
6. Next Time You See Me

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