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2006年12月10日

Sneakin' Sally Through the Alley / Robert Palmer


リリース:1974年
評価:★★★★
コメント:以前、知人から「ロバート・パーマーって、どうよ?」と訊かれた際のこと。

小生の頭の中には'80s中期のパワース・テーションで急に一般的な知名度を得た人、前後してR.パーマー自身のアルバム・セールスも好調であった事が浮かび、正直、「売れ線狙いの人」という印象が強かったというのが事実です。

とは言いながら、確かに若干「その匂い」は感じていたものの、その知人にR.パーマーのデビュー作である本作を薦められて入手。

そして・・・自身の思い込みの浅はかさに思い至ったという顛末ですm(_ _)m

トコトン、ダンディズムに徹する事だって出来たはず(?)だと思うのですが、流れ出してきた音は紛れも無くアーシーなR&B、セカンドライン・ファンク系の作品としてかなりの素晴らしさではないですか!

ローウェル・ジョージ(g)の参加および共作も含み、アラン・トゥーサン、ミーターズといったニューオーリンズ・サウンドへの強い思い入れはこの後の作品でも続いてゆきますが、何はともあれ、非常に広いレンジにある音楽性と踏ん張りを効かせたボーカルスタイル。

'80sの彼だけを見ていて(聴いていて)は判らないと共に、「その人に歴史あり」という言葉を今更ながら重く受け止めている次第です(^^;
収録曲
1. Sailing Shoes
2. Hey Julia
3. Sneakin' Sally Through The Alley
4. Get Outside
5. Blackmail
6. How Much Fun
7. From A Whisper To A Scream
8. Through It All There's You

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